タケ・タケ・エヴリバディ!

当ブログは「竹と生きる・竹を生かす」をメインテーマに、管理人の田舎暮らしの様子をお届けします。

父のスキットボトル

2024年05月08日 | 徒然なるままに

退職をしてから毎日少しずつですが、古い家の片付けをしています。今から15年前に亡くなった父や、45年前に亡くなった祖父の時代の遺品の片付けが終わってなくて、「こんなものがまだあったのか!」なんていうことが毎日起きています。まぁ作業のほとんどは「ゴミの分別」となんですけどね。

少し前のこと。父の遺品の日常生活用品の中に、スキットボトルを見つけました。スキットルというのはウイスキーボトルとも呼ばれ、アルコール度数の高い蒸留酒を入れる携帯用容器のことです。キャンプや屋外での活動中に、お気に入りのお酒をポケットに忍ばせて無骨な雰囲気を楽しむことができます。緩やかな曲線を描いた容器で、ジーンズの尻ポケットに入れるのがよく似合います。

はい。これが今回発見された、亡き父の愛用品だったスキットボトルです。15年もの間、忘れ去られていたとは思えないほどキレイな状態で発見されました。父はお酒好きでしかも車を運転しない人だったので、いつもこのボトルを携行して、チビリチビリやりながら生活(退職後の老後の時代ね)していたことが思い出されます。

「こりゃぁ懐かしい!」「外でお酒を飲むときに便利だな!」ってことで、GW中に家族が集まって庭でバーベキューをやった時に、ボクはポケットにこのスキットボトルを忍ばせました。中身はバーボンウィスキーです。

テントを立てたり、炭をおこしたり、燻製を燻したり。バーベキューの準備をしながら、スキットボトルに口を付けてチビリチビリ。こりゃぁいい!バーベキューが始まってからは、息子や娘の夫に「父とスキットボトルの思い出」などを語りながら、故人を偲んだりしていたのです。酔っ払いながらも楽しい時間となり、ボクのGWの貴重な思い出になりました。

GWが終わってみんながそれぞれ自宅に帰宅してから、埼玉の長男からこんな画像が送られてきました。

「わが家にもスキットボトルがありました」とのコメント付きです。10年以上前に友人から旅行のお土産(ラスベガスか?)にもらったものだそうです。「今まで使っていなかったけど、ボクもこれでチビリチビリやりたいと思います」とのこと。八百政家の「スキットボトルの文化」は、こうして親子孫3代に引き継がれることとなりました(笑)。女房と長男の妻は、「そんな!ポケットのお酒を入れるなんて信じられない!」「飲み過ぎないでよ!アル中になるわよ!」と共に若干懐疑的ですが、心配ご無用。節度は保ちます。


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