卓球界のレジェンド、石川佳純選手の引退が発表されました。「あぁ…石川佳純も引退する年代になったんだなぁ…」と感慨深い気持ちでいっぱいです。
ボクが卓球界に多少関わっていることは、今までにもこの「タケ・タケ・エヴリバディ!」で何度か話題にしてきました。特に福原愛と石川佳純という日本の卓球界を背負ってきた2人のアスリートについては、ボク自身も強い思い入れがありずっと応援をしてきました。このブログを始める以前の時代にも、本家の「週末はアルビレックス!」の方でこの2人のことを記事にしたこともありました。よかったら、過去の記事も読んでください。
皆さんもご存知のように、この「天才」と呼ばれた2人の卓球選手は日本の卓球界を長い期間にわたって牽引し、ロンドン五輪での女子団体銀メダル(平野早矢香・福原愛・石川佳純)をはじめ数々の偉業を達成してきました。福原愛の引退後には、石川佳純をリーダーとした日本女子チームが、東京五輪で銀メダルを獲得(石川佳純・伊藤美誠・平野美宇)したことは記憶に新しいです。
その石川佳純が現役引退です。伊藤美誠、早田ひな、平野美宇らの一世代下の年代の選手が台頭してきているとはいえ、現在世界ランキング11位の成績は日本人選手の中では伊藤と早田に次ぐ3番目の順位。「パリ五輪までは頑張るんじゃないかな?」って思っていたので、ビックリしました。
「愛ちゃん2世」と呼ばれ小学生時代から輝かしい実績を残し脚光を浴びてきた「天才・石川佳純」ですが、実は大変な努力家であることは卓球界ではよく知られています。また責任感や「フォア・ザ・チーム」の気持ちも人一倍強く、オリンピックや世界選手権のベンチでチームメイトを鼓舞したり応援したりする真摯な姿も、ボクらは何度も目にしています。ホント、素晴らしい選手なんですよ(中国選手には滅法弱かったけどね)。
実はボク、石川佳純選手と親しくお話をさせていただいたことがあるんですよ。卓球選手としてだけでなく、一人の人間としても素晴らしい人格の持ち主なんだなぁ…と感心したことを覚えています。しかも実にチャーミング。その時に一緒に撮影させてもらった写真は、今もボクの秘蔵の1枚です。
八百政、鼻の下が伸び切っております(笑)。石川選手がこれから人生の次のステージで、ますます活躍されることを祈念しています。佳純ちゃん、お疲れさまでした。