タケ・タケ・エヴリバディ!

当ブログは「竹と生きる・竹を生かす」をメインテーマに、管理人の田舎暮らしの様子をお届けします。

学校がウソくさい

2023年07月26日 | 読みました!見ました!

藤原和博氏の「学校がウソくさい~新時代の教育改造ルール~」(朝日新聞出版)を読了しました。それにしても、なんともまぁ刺激的で挑発的なタイトルの本でしょ。「教育関係者や学校関係者にケンカ売ってるのか?」って感じですね。

とは言っても、著者の藤原和博さんは「よのなか科」でお馴染みの民間出身校長のカリスマです。書いてあることには説得力とエビデンスがあります。東大卒、元リクルート社フェローの肩書きはダテじゃないですよね。現在は自らの肩書きとして「教育改革実践家」を名乗って、さまざまな活動をしています。東京都初の中学校の民間人校長として杉並区立和田中学校の校長を務め、その後奈良市立一条高等学校校長も歴任するなど、学校現場のことも熟知していらっしゃるわけですよ。

それじゃぁ、amazonでの本書の紹介文書をピックアップしてみましょう。


校則のウソ、校長のウソ、一斉授業のウソ、
教育現場の理不尽を徹底的に問う!
「学校を変えれば社会が変わる」、
教育改革実践家のリアルな解決策がここに!


教員は“なんでも屋”ではない!
学校が世間の過剰な期待を背負い、
教員本来の仕事が不可能になっている今、
現場の構造的な問題をとことん明らかにし、
実現可能な解決策と新時代の授業を提示する、
フジハラ式“学校再生”処方箋!


まぁ、こんな感じですよ。過激なタイトルがついてはいますが、「学校と先生の役割を限定しよう」と教師の働き方改革を具体的に提案したり、「授業のかたちをヴァージョンアップしよう」と授業でのyoutubeやスマホの活用を推奨したりなど、まっとうで具体的、しかも理にかなった提案も、本書の中で多くされています。

なんかね。現役の先生方(特に校長先生)からも、この本を読んで勇気をもって行動してほしいな…と思いました。頑張れ!学校現場の先生方!

コメント (2)
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