劇団夢桟敷 ☆2018.6〜山南ノート5

熊本アングラ万華鏡〜演劇とプライベートの徒然

週刊月曜日 第61号

2023-10-15 09:50:37 | 2023年
劇団夢桟敷「週刊月曜日」
〈第61号 2023.10.15発行〉
https://yumesajiki.jimdofree.com/

公演まで1ヶ月に迫る稽古一景。
週一のスタッフとゲストの参加で賑わうが、変則的な稽古である。
夢現のひとり稽古と山南演出の立ち合い稽古も週の半分ずつ。
途中、山南は入院10.30~1週間の稽古欠席になる予定。

死んだら「ハイ、おしまい!」とはならないのが「苦海からの呼び声」である。
死ぬのを待って、あったことを無かったことにしようとする無責任なご都合主義と経済優先のおエライさんたちが世の中にはいる。
増殖しませんように🙏
彼らは苦しむ人々を無かったこととして歴史を塗り替えようとしているのか?天に向かって唾を吐く者たちがいることも記録されている。
増殖しませんように🙏
夢現ひとり芝居+1には水俣病の証言が散りばめられている。人間たちの声。
虐げられた者たちの健全さの笑顔に勇気づけられる。優しいのは苦しみの裏返しからくるものか。
分断の時代は今に始まったことではない。国家対立といった東西の分断もある。豊かさと貧しさの南北の分断もある。東西と南北の分断が入り乱れ世界の混沌から抜け切ることは可能か?
芝居人として生きるとは…何ができるかを模索し続けよう。
ちょっと憧れの世界、芸能人とは違うのですよ。ふふ

今は亡き石牟礼道子さん原作の「苦海浄土」「みなまた 海のこえ」などには、彼女がデザインした闘いの「怨」が黒旗になびく。こころと身体の叫び。
「怨」
それはそれは「闘う優しさに溢れる。」

夢現ひとり芝居+1
「苦海からの呼び声」
11月17日(金)19:00/18日(土)13:00
熊本市国際交流会館5F大広間A
木戸銭2000円
問・予約受付
090-4581-5190 劇団夢桟敷
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