劇団夢桟敷 ☆2018.6〜山南ノート5

熊本アングラ万華鏡〜演劇とプライベートの徒然

週刊月曜日 第60号

2023-10-12 08:48:06 | 2023年
劇団夢桟敷「週刊月曜日」
〈第60号 2023.10.11発行〉
https://yumesajiki.jimdofree.com/

ひとり芝居から広がる。外へ、内への波。
ひとりで何役も演る。
ある時はキツネのおぎん、母の、漁師の、水銀の被害者の…。
闘争の芝居か、芝居の闘争か?
ひとりからハジマル「苦海からの呼び声」は+1へ広がる。

その「1(イチ)」はゼロやマイナスに向かう「1」か?無限大に向かう「1」か?
数字の暴力に惑わされないようにしなければ独裁も民主主義も一緒ではないだろうか?
あ〜難しいことを?と思われる時代である。
パーンと脳が破裂した音。
水俣には新しい波が押し寄せているのではないか。
役者の役が多く分裂しようが、独白になろうが、問題は水俣病という事件であったことには揺るぎはない。
原作は今は亡き石牟礼道子さん。意思は生きている。
彼女の作品をコラージュ(構成)して脚本化し、夢現 #坂本真里 は自ら演じることの困難さと現実を物語にする危うさと闘っている。
闘おう。
裁判だけではない。デモや文学でも収まりきれない何か?
黒旗に「怨」をデザインした水俣の人々の想いを舞台に立たせよう。
美しく、悲しい、力がみなぎるものになるか。

第49回 熊本演劇フェスティバル参加
MINAMATA PROJECT 2023
劇団夢桟敷 夢現ひとり芝居+1
「苦海からの呼び声〜不知火幻視行」
 11月17日(金)19:00
 11月18日(土)13:00
(開演は30分前。上演時間60分)
 熊本市国際交流会館5F和室大広間A
 前売2000円(当日2500円)
予約問合せ
劇団夢桟敷 09045815190
yumesajiki@ybb.ne.jp