今日は朝から、月1回定例開催の市会改革推進委員会が開かれました。
○京都市会の基本理念・在り方について
京都市会の基本理念について、共産党から基本理念が提出されました。これで全ての会派から基本理念が提出されたことになります。今後、以前も設置された検討グループが設置され、一本化に向けた議論が行われます。
○本会議場の配置の改善について
6月4日に行われた経済総務委員会でも報告された「本庁舎の保存・活用に向けた最適な耐震補強工法の検討等の調査結果について」、議場の改修も同時に検討をされているので報告されました。
現在の京都市役所の構造耐震指標(Is値)は0.101~0.163。
0.3未満では「倒壊又は崩壊の危険性が高い」とされ、防災拠点となる市役所は0.9以上が求められています。
早急な対応が必要です。詳しくはこちらをご覧ください。
現在の本会議場は大きく3つの問題があります。
・理事者席が議員席後方に位置している
・議場内がバリアフリー化されていない
・傍聴席から議会全体が見えにくい
これらの課題を解決しながら、なるべく経費をかけることなく議場の改修も同時に進められます。
○速記者による速記録の廃止について
現在、京都市会においては本会議にみ速記者による反訳を行っております。
速記者を廃止した場合、年間で約83万円の経費削減になるとの試算がだされました。
その事もふくめて、引き続き議論をすることになりました。
○会議資料のペーパーレス化について
いずれの会派からも出来るところから初めてはいかがか?との意見が表明されました。
委員会としても、出来るところからはじめようという結論にういたりました。
今後、選択性や、出来るところってどこ??というような議論が行われますが、基本的にペーパーレス化が一歩進みました。
さらに、資料を入れる封筒についても今後は特別な理由が無い限り、使わないよう申し入れることになりました。
○海外行政調査について
海外行政調査の意義については各会派も認識をするところでありますが、財政的に自粛をすべきとの意見もあります。
我が会派としては、海外で学ぶべきことも多く、実施をするべきとの主張ですが、今後具体的なプランを一度提案した上で、再度検討するということになりました。
○議員き章の廃止について
我々の会派としては新人のみ(初当選時)にき章をもらえるとして、それ以降は略章(場合によっては自費負担)と主張をしました。現在のまま続ける必要性については多くの会派から疑問視する声が上がりましたが、一度、事務局で変更案をつくって、それをもとに検討することとなりました。
夕方からは、京都公務労協が主催をされる「公契約条例の制定を求める京都集会」に参加をいたしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/32/a18f15a575d0e2c31edccf4c2adac9b9.jpg)
講師に川崎市財政局契約課、課長補佐の小沢邦彦さんをお招きしての講演です。京都市では現在、公契約基本条例の制定が検討されていますが、川崎市では政令市では始めて(全国では、初制定の野田市に続き2010年12月に、全国で2番目に)公契約条例が制定をされております。
全国的な傾向ですが、公契約において、低価格入札が増加する中で、下請業者や労働者へのしわ寄せ、工事の質の低下などを未然に防止するために、制定されたのが川崎市における公契約条例です。
競争競争でコスト削減を図るのは当然ではありますが、一方でこの競争のしわ寄せが労働者の賃金や、工事やサービスの質の低下につながりつつあります。
京都市における今後の検討について、大変興味深い集会でした。
週間予報を見ていると、連日雨ですね。
屋外での催しも多くあるので少し心配です。
それではまた。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
京都市会議員
山本ひろふみ事務所
〒612-0087
京都市伏見区深草紺屋町4-6 エトワール伏見1F
電話 (075)646-3966
FAX (075)643-6618
メール office@yamamoto-h.net
ウェブサイト http://www.yamamoto-h.net
Twitter 「yamamotohiro319」
Facebook 「yamamoto.hirofumi」
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○京都市会の基本理念・在り方について
京都市会の基本理念について、共産党から基本理念が提出されました。これで全ての会派から基本理念が提出されたことになります。今後、以前も設置された検討グループが設置され、一本化に向けた議論が行われます。
○本会議場の配置の改善について
6月4日に行われた経済総務委員会でも報告された「本庁舎の保存・活用に向けた最適な耐震補強工法の検討等の調査結果について」、議場の改修も同時に検討をされているので報告されました。
現在の京都市役所の構造耐震指標(Is値)は0.101~0.163。
0.3未満では「倒壊又は崩壊の危険性が高い」とされ、防災拠点となる市役所は0.9以上が求められています。
早急な対応が必要です。詳しくはこちらをご覧ください。
現在の本会議場は大きく3つの問題があります。
・理事者席が議員席後方に位置している
・議場内がバリアフリー化されていない
・傍聴席から議会全体が見えにくい
これらの課題を解決しながら、なるべく経費をかけることなく議場の改修も同時に進められます。
○速記者による速記録の廃止について
現在、京都市会においては本会議にみ速記者による反訳を行っております。
速記者を廃止した場合、年間で約83万円の経費削減になるとの試算がだされました。
その事もふくめて、引き続き議論をすることになりました。
○会議資料のペーパーレス化について
いずれの会派からも出来るところから初めてはいかがか?との意見が表明されました。
委員会としても、出来るところからはじめようという結論にういたりました。
今後、選択性や、出来るところってどこ??というような議論が行われますが、基本的にペーパーレス化が一歩進みました。
さらに、資料を入れる封筒についても今後は特別な理由が無い限り、使わないよう申し入れることになりました。
○海外行政調査について
海外行政調査の意義については各会派も認識をするところでありますが、財政的に自粛をすべきとの意見もあります。
我が会派としては、海外で学ぶべきことも多く、実施をするべきとの主張ですが、今後具体的なプランを一度提案した上で、再度検討するということになりました。
○議員き章の廃止について
我々の会派としては新人のみ(初当選時)にき章をもらえるとして、それ以降は略章(場合によっては自費負担)と主張をしました。現在のまま続ける必要性については多くの会派から疑問視する声が上がりましたが、一度、事務局で変更案をつくって、それをもとに検討することとなりました。
夕方からは、京都公務労協が主催をされる「公契約条例の制定を求める京都集会」に参加をいたしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/32/a18f15a575d0e2c31edccf4c2adac9b9.jpg)
講師に川崎市財政局契約課、課長補佐の小沢邦彦さんをお招きしての講演です。京都市では現在、公契約基本条例の制定が検討されていますが、川崎市では政令市では始めて(全国では、初制定の野田市に続き2010年12月に、全国で2番目に)公契約条例が制定をされております。
全国的な傾向ですが、公契約において、低価格入札が増加する中で、下請業者や労働者へのしわ寄せ、工事の質の低下などを未然に防止するために、制定されたのが川崎市における公契約条例です。
競争競争でコスト削減を図るのは当然ではありますが、一方でこの競争のしわ寄せが労働者の賃金や、工事やサービスの質の低下につながりつつあります。
京都市における今後の検討について、大変興味深い集会でした。
週間予報を見ていると、連日雨ですね。
屋外での催しも多くあるので少し心配です。
それではまた。
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京都市会議員
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