今日も終日シンガポールでの実地調査です。
まず、実際に稼働しているガントリーへ。
一日当たり約1000台の違反者があるそうですが、ほとんどは悪質なものではなく、カードと車載器の接触不良や、プリペイドカードの残高不足によるものだそうです。
8:30から9:00まで、乗用車2.5S$(約190円)と表示されています。
9:00から9:25まで、乗用車2S$(約150円)と表示されています。
9:25から9:30まで、乗用車1.5S$(約120円)と表示されています。
わずかな時間の中でこまめに課金額を変更し、流入調整を行っています。
まさに、交通とITのドッキングです。
続いてSINGAPORE CITY GALLERYという政府が運営するシンガポールのまちづくりの歴史博物館のような施設でシンガポールの開発の歴史と今後を学びました。
【シンガポールの街が模型で再現されています】
シンガポールの近代化、外貨が人を呼び、人は外貨を呼ぶという好循環の中で歴史的な建造物を残そうという事も行われています。
続いて昨日お伺いしたLTAが運営する、シンガポールの交通の歴史や、交通マナーの啓発のためのGALLARYへ。
地下鉄の乗り方や、公共交通、一般交通の歴史や今後のIT化のビジョンを見させていただきました。
1975年以降シンガポールで行われていたALSで使われていたステッカーです。
現在でもシンガポールではナンバープレートにより車の用途の制限がされています。
例えば赤のナンバープレートはウィークエンドカーとかオフピークカーと呼ばれ、渋滞が発生しやすいウィークデーの昼間は走ることができません。
その分、自動車購入権は安く設定されています。
昼は、昼食をとりながら、日本の企業の現場の意見を聞くということで、シンガポールのヤマト運輸の担当者と懇談をさせていただきました。
曰く、確かにロードプライシングという制度は負担がかかるし、それを値段に転嫁させることも出来ないが、条件は他社も同じだし、エリアに入る回数を少なくしたり、サテライト事務所を設けて、効率的に運ぶなどの努力で、まぁ何とかやってますとのことでした。
さらに、その方はシンガポールの交通について大変便利で、自身も車をもってないし、雨の時以外車を欲しいとも思わないともおっしゃってました。
抑制策だけではなく、代替手段を確保することがいかに大事かということです。
その後は、シンガポールの東北部にある新規住宅の開発エリアへ。
【新しく、モダンで、カラフルな公営住宅が延々と続きます】
先日、シンガポール政府は、2030年までに人口を30パーセント、現在の500万人から、690万人に増やすという政策が発表されたところです。
まだまだ右肩あがりの成長を続ける国です。
政策の実現には、当然のことながら住むための住宅が必要になりますし、現在でも不足している住宅の建設は急務であり、公営住宅の開発が急ピッチで進められています。
もちろん、住宅を作るだけではなく、住民の移動手段も確保しなくてはなりません。そこで、地下鉄(MRT)の駅をターミナル化し、そこを中心にLRTを環状に走らせています。
実際に走っているLRTです。
無人運行です。
約3分間隔で走っているため、待ち時間はほとんどなくストレスフリーです。
いやはや規模が違います。
でも、都市交通を中心に考えたまちづくりがなされていることは素晴らしいです。
特に今日の午後からの行程は公共交通機関を利用して移動しました。
地下鉄、バス、そしてタクシーは日本に比べると安いです。
バスなんかは、1S$払えば相当の距離を移動できます。
車を所有すること、車で移動することが高いので、自ずから公共交通を選択するインセンティブにもなります。
さらに、2日間、シンガポールの街にいて感じるのは、アジアの大都市に比べて自動車の総数が少なく、渋滞も少ないように感じます。政府の交通政策の効果が出ているのではないでしょうか?
明日はロンドンへの移動です。
ロンドンのロードプライシングは、シンガポールの全車車載器方式ではなく、ナンバープレートを読み取る方式であることなど、歴史的にも大きな違いがあります。
その辺を中心に学び、京都での政策に活かしていきたいと思います。
それではまた。
☆☆☆☆☆ 「泉ケンタと過ごす 春の集い」のご案内 ☆☆☆☆☆
毎年2月に開催をしていた泉ケンタ衆議院議員と過ごす新春の集いですが、今年は昨年末の衆議院議員選挙に伴い、3月に開催されます。
日時:2013年3月24日(日)18時開会(17時受付)
場所:リーガロイヤルホテル京都2F「春秋の間」
会費:8000円(着席食事付)
※お申込は、下記、山本ひろふみ事務所まで。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
京都市会議員
山本ひろふみ事務所
〒612-0087
京都市伏見区深草紺屋町4-6 エトワール伏見1F
電話 (075)646-3966
FAX (075)643-6618
メール office@yamamoto-h.net
ウェブサイト http://www.yamamoto-h.net
Twitter 「yamamotohiro319」
Facebook 「yamamoto.hirofumi」
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まず、実際に稼働しているガントリーへ。
一日当たり約1000台の違反者があるそうですが、ほとんどは悪質なものではなく、カードと車載器の接触不良や、プリペイドカードの残高不足によるものだそうです。
8:30から9:00まで、乗用車2.5S$(約190円)と表示されています。
9:00から9:25まで、乗用車2S$(約150円)と表示されています。
9:25から9:30まで、乗用車1.5S$(約120円)と表示されています。
わずかな時間の中でこまめに課金額を変更し、流入調整を行っています。
まさに、交通とITのドッキングです。
続いてSINGAPORE CITY GALLERYという政府が運営するシンガポールのまちづくりの歴史博物館のような施設でシンガポールの開発の歴史と今後を学びました。
【シンガポールの街が模型で再現されています】
シンガポールの近代化、外貨が人を呼び、人は外貨を呼ぶという好循環の中で歴史的な建造物を残そうという事も行われています。
続いて昨日お伺いしたLTAが運営する、シンガポールの交通の歴史や、交通マナーの啓発のためのGALLARYへ。
地下鉄の乗り方や、公共交通、一般交通の歴史や今後のIT化のビジョンを見させていただきました。
1975年以降シンガポールで行われていたALSで使われていたステッカーです。
現在でもシンガポールではナンバープレートにより車の用途の制限がされています。
例えば赤のナンバープレートはウィークエンドカーとかオフピークカーと呼ばれ、渋滞が発生しやすいウィークデーの昼間は走ることができません。
その分、自動車購入権は安く設定されています。
昼は、昼食をとりながら、日本の企業の現場の意見を聞くということで、シンガポールのヤマト運輸の担当者と懇談をさせていただきました。
曰く、確かにロードプライシングという制度は負担がかかるし、それを値段に転嫁させることも出来ないが、条件は他社も同じだし、エリアに入る回数を少なくしたり、サテライト事務所を設けて、効率的に運ぶなどの努力で、まぁ何とかやってますとのことでした。
さらに、その方はシンガポールの交通について大変便利で、自身も車をもってないし、雨の時以外車を欲しいとも思わないともおっしゃってました。
抑制策だけではなく、代替手段を確保することがいかに大事かということです。
その後は、シンガポールの東北部にある新規住宅の開発エリアへ。
【新しく、モダンで、カラフルな公営住宅が延々と続きます】
先日、シンガポール政府は、2030年までに人口を30パーセント、現在の500万人から、690万人に増やすという政策が発表されたところです。
まだまだ右肩あがりの成長を続ける国です。
政策の実現には、当然のことながら住むための住宅が必要になりますし、現在でも不足している住宅の建設は急務であり、公営住宅の開発が急ピッチで進められています。
もちろん、住宅を作るだけではなく、住民の移動手段も確保しなくてはなりません。そこで、地下鉄(MRT)の駅をターミナル化し、そこを中心にLRTを環状に走らせています。
実際に走っているLRTです。
無人運行です。
約3分間隔で走っているため、待ち時間はほとんどなくストレスフリーです。
いやはや規模が違います。
でも、都市交通を中心に考えたまちづくりがなされていることは素晴らしいです。
特に今日の午後からの行程は公共交通機関を利用して移動しました。
地下鉄、バス、そしてタクシーは日本に比べると安いです。
バスなんかは、1S$払えば相当の距離を移動できます。
車を所有すること、車で移動することが高いので、自ずから公共交通を選択するインセンティブにもなります。
さらに、2日間、シンガポールの街にいて感じるのは、アジアの大都市に比べて自動車の総数が少なく、渋滞も少ないように感じます。政府の交通政策の効果が出ているのではないでしょうか?
明日はロンドンへの移動です。
ロンドンのロードプライシングは、シンガポールの全車車載器方式ではなく、ナンバープレートを読み取る方式であることなど、歴史的にも大きな違いがあります。
その辺を中心に学び、京都での政策に活かしていきたいと思います。
それではまた。
☆☆☆☆☆ 「泉ケンタと過ごす 春の集い」のご案内 ☆☆☆☆☆
毎年2月に開催をしていた泉ケンタ衆議院議員と過ごす新春の集いですが、今年は昨年末の衆議院議員選挙に伴い、3月に開催されます。
日時:2013年3月24日(日)18時開会(17時受付)
場所:リーガロイヤルホテル京都2F「春秋の間」
会費:8000円(着席食事付)
※お申込は、下記、山本ひろふみ事務所まで。
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