山本ひろふみの一歩、一歩。

京都市会議員山本ひろふみ(伏見区選出・42歳)の日々の雑感、活動の報告等を綴ったブログです。

議員団他都市調査(2日目)。

2018-01-30 22:39:41 | 他都市調査
議員団他都市調査2日目。
午前中は川崎市において2件の行政調査。

◯川崎市子どもを虐待から守る条例について
川崎市では平成24年に、議員提案により同条例が制定されています。
京都市では同趣旨の条例が制定されておらず、私たち議員団としても制定すべきと考え、各自治体の取り組みを研究させていただいています。


もちろん条例ができたからといって、即座に虐待がなくなると言うわけではありませんが、普及、啓発、早期発見から専門機関への繋ぎ、場合によっては一時保護という一連の流れが条例という後ろ盾をもって、推進されている印象です。

◯地域リハビリテーションセンターの整備について
川崎市では市内に地域リハビリテーションセンターを3個所設置し(1個所は平成33年に完成予定)、さらにはそのサテライト的な機能として各区に4個所の相談窓口を設ける中で、精神、知的、身体のさまざまな相談と、地域での生活支援事業が行われています。


その背景には施設が少なく、在宅での生活に力を入れなくてはならないという事情もあるようですが、充実した体制で取り組まれています。
京都市では現在、リハビリテーションセンター、心の健康増進センター、児童福祉センターの3センター一体化の施策が進められています。
今後の京都市の取り組みの参考にさせていただきます。

川崎市での視察後は新潟へ。
トンネルを越えたらそこは雪国。特に妙高あたりはすご積雪でした。
新潟市内は15センチというところでしょうか?

新潟市での視察目的は新交通システム。
新潟市は自動車分担率が7割を超える自動車社会。
民間バスである新潟交通は経営的にも今後、さらに厳しさが予想される中、行政としても公共交通を守らなければならいという意識のもと、公設民営でのBRTの導入うが2年前に行われました。

新潟の大きな特徴は郊外からのバスを中心部の入り口で集約し、市内へのバスの過剰な流入をふせぐとともに、その輸送能力を郊外に振り向けようというものです。
そのために、中心部には1台でおよそ2台分の輸送力を誇る連節バスが4台導入されています。

導入に向けて、大きな市長選挙の争点にもなったこの事業。
その本当の是非はもう少し先に判断されると思いますが、これまで連節バスの導入といえばその輸送量が注目されていましたが、政策的に導入される事例として大変参考になりました。

座学の後は実際に試乗を致しました。


整備されたデジタルサイネージ。


京都で言うところのバスロケ。


乗り継ぎのための待合スペースも整備されています。


乗り換えをしても初乗り料金が加算されないシステムも導入されています。


これが連節バス!


流石に車内は長いです。が、特に不便はあありません。
小回りもこれまでのバスと遜色ないとの事。
ただ、整備には特別な改修が必要で、市が負担をしています。


明日は三条市の小中一貫教育の視察を行い京都へ帰ります。
それではまた。


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