ご存知でしょうか?裁判員裁判。
昨年の5月からスタートした制度で、国民の良識を司法にも活かそうと始められた制度です。
対象となる刑事事件について、これまでは3名の裁判官で判決を出していたのに対し、3名の裁判官に加え、国民の中から抽選で選ばれた6名で協議をし、判決を下すというのが制度の趣旨です。
詳しくはこちらをご覧ください。
新聞等の報道で、ご存知の方もおられるかもしれませんが、その裁判員に私が選ばれ、27日から昨日まで、連日公判、評議(裁判官と裁判員で話し合うこと)に参加をいたしました。
今朝の京都新聞の記事
産経ニュース
自分が裁判員候補者名簿に載っていることや、自分が裁判員であることは裁判が終わるか、そのリストに載る期限が過ぎるまで公にしてはいけないことになっていますので、これまでお知らせしませんでした。
因みに、裁判員の選任手続きなどで、会社を休まなければいけないなど、上司や同僚に相談することは大丈夫です。
さらに、評議の内容については裁判員同士のプライバシーや生活の安全のため守秘義務が課せられていますので、お伝えできませんことをご了承ください。
率直に感想を述べさせていただきます。
参加してよかったなと思います。
司法・立法・行政、3権分立という日本の統治構造の中で、私は職として立法に身をおいているわけですが、行政との関係も強いものがあります。
しかし司法との関係となると、知らないことが多く、裁判所に行くのも今回が初めてというのが現状です。
一般の国民にとって、疎遠になりがちな、でも、日本の統治構造の根幹をさえるこの司法機関の様子、実際の裁判の流れを体験できたことは本当に貴重な経験となりました。
京都新聞の記事にもありますが、今回の犯罪の場合、被告人は生活に困窮したため、強盗に及んだ側面もあります。
生活保護や、各種保険のセーフティネットが正常に機能していれば、犯罪に及ばなかった、被害者もでなかった可能性もあります。
そういう意味では、私の今後の活動におけるヒントもいただくことが出来ました。
また、裁判所の職員の皆さんや、裁判官の皆さんも素人である私たちの素朴な疑問に丁寧に答えてくださり、また、評議の場では、うまく論点を整理され、自分の意見をいえるように水を向けてくれたりしていただきました。
制度がかわり、これまでだと、顔なじみの3人の裁判官で決めていたところに、素人が6人も入ってくるというのは、色んな意味で苦労があるものと思いますが、気遣いも含め、本当によくしていただきました。感謝の一言です。
一方で、裁判員裁判が行われる裁判は、殺人、強盗殺人、危険運転致死など大変重大な事件も含まれます。
私たちが担当した裁判荷ついては、その有罪か無罪かについては当初から被告人とその弁護士も有罪は認めており、刑期をどのようにするのか?という量刑を決める裁判でありました。
事件に軽いとか思いとかはないと思いますが、有罪・無罪について判決をくだしたり、殺人事件について取り扱う場合は、裁判員に対するプレッシャーは今回の場合より大きくなると思います。
メンタルヘルスのケアも含め、より丁寧にする必要があると思います。
また、社会を挙げて、参加しやすい仕組みを作る必要もあると思いました。
大きな会社や、理解のある会社などは、有給休暇や特別休暇などの制度を利用して、社員が率先して参加できるようにされているようですが、そうではないところもまだまだ多くあるようです。
当然、会社にとっては有能な社員であればあるほど、休まれることは会社の損失にもつながります。
そういったところを国として特に法務省が先導して補うようなシステムを構築することも必要な事ではないかと感じました。
まぁ、そんなこんなで私の担当した裁判員裁判は終了しました。
因みに、裁判員に選ばれる確立は地域差もありますが、一般的に年間、5000-6000人に1人とされています。
因みに、因みに、私が参加をした裁判で京都で行われた裁判員裁判は14件目だそうです。
私は京都で114人目の裁判員だそうです。
本当に貴重な経験をさせていただきました。
皆さんも機会があれば、気負うことなく、ぜひ、積極的にご参加ください。
それではまた。
☆☆☆☆☆ 予算要望 ☆☆☆☆☆☆
〇民主・都みらい 平成22年度予算要望
〇民主・都みらい 平成21年度予算要望
☆☆☆☆ 動画で観る「山本ひろふみ」 ☆☆☆☆
○2010年5月19日 「代表質問」 NEW!!
○2010年3月10日 「市長総括質疑」
○2009年3月11日 「市長総括質疑」
Copyright (C) KYOTO CITY ASSEMBLY All Rights Reserved.
○2008年11月21日 「代表質問」
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○2008年3月18日 「普通予算特別委員会(市長総括質疑)」
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○2008年1月26日 未来の京都を創る会・総決起大会
○2007年11月21日 「代表質問」
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○2007年5月15日 初登庁のニュース(KBS京都)
○2007年3月1日インタビュー「立候補への道のり編」
○2007年3月1日インタビュー「政策への提言編」
○2007年3月3日オープニングビデオ
○2007年2月21日朝の演説(向島駅)
○2007年2月16日朝の演説(竹田駅)
☆☆☆☆ 記事で見る「山本ひろふみ」 ☆☆☆☆
○2010年5月20日 京都新聞朝刊 NEW!!
○2008年11月22日 毎日新聞朝刊
○2008年2月15日 京都新聞 朝刊
○2007年4月9日 京都新聞 夕刊
○2007年3月17日 読売新聞 朝刊
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
京都市会議員
山本ひろふみ事務所
〒612-0087
京都市伏見区深草紺屋町4-6 エトワール伏見1F
電話 (075)646-3966
FAX (075)643-6618
メール office@yamamoto-h.net
ウェブサイト http://www.yamamoto-h.net
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昨年の5月からスタートした制度で、国民の良識を司法にも活かそうと始められた制度です。
対象となる刑事事件について、これまでは3名の裁判官で判決を出していたのに対し、3名の裁判官に加え、国民の中から抽選で選ばれた6名で協議をし、判決を下すというのが制度の趣旨です。
詳しくはこちらをご覧ください。
新聞等の報道で、ご存知の方もおられるかもしれませんが、その裁判員に私が選ばれ、27日から昨日まで、連日公判、評議(裁判官と裁判員で話し合うこと)に参加をいたしました。
今朝の京都新聞の記事
産経ニュース
自分が裁判員候補者名簿に載っていることや、自分が裁判員であることは裁判が終わるか、そのリストに載る期限が過ぎるまで公にしてはいけないことになっていますので、これまでお知らせしませんでした。
因みに、裁判員の選任手続きなどで、会社を休まなければいけないなど、上司や同僚に相談することは大丈夫です。
さらに、評議の内容については裁判員同士のプライバシーや生活の安全のため守秘義務が課せられていますので、お伝えできませんことをご了承ください。
率直に感想を述べさせていただきます。
参加してよかったなと思います。
司法・立法・行政、3権分立という日本の統治構造の中で、私は職として立法に身をおいているわけですが、行政との関係も強いものがあります。
しかし司法との関係となると、知らないことが多く、裁判所に行くのも今回が初めてというのが現状です。
一般の国民にとって、疎遠になりがちな、でも、日本の統治構造の根幹をさえるこの司法機関の様子、実際の裁判の流れを体験できたことは本当に貴重な経験となりました。
京都新聞の記事にもありますが、今回の犯罪の場合、被告人は生活に困窮したため、強盗に及んだ側面もあります。
生活保護や、各種保険のセーフティネットが正常に機能していれば、犯罪に及ばなかった、被害者もでなかった可能性もあります。
そういう意味では、私の今後の活動におけるヒントもいただくことが出来ました。
また、裁判所の職員の皆さんや、裁判官の皆さんも素人である私たちの素朴な疑問に丁寧に答えてくださり、また、評議の場では、うまく論点を整理され、自分の意見をいえるように水を向けてくれたりしていただきました。
制度がかわり、これまでだと、顔なじみの3人の裁判官で決めていたところに、素人が6人も入ってくるというのは、色んな意味で苦労があるものと思いますが、気遣いも含め、本当によくしていただきました。感謝の一言です。
一方で、裁判員裁判が行われる裁判は、殺人、強盗殺人、危険運転致死など大変重大な事件も含まれます。
私たちが担当した裁判荷ついては、その有罪か無罪かについては当初から被告人とその弁護士も有罪は認めており、刑期をどのようにするのか?という量刑を決める裁判でありました。
事件に軽いとか思いとかはないと思いますが、有罪・無罪について判決をくだしたり、殺人事件について取り扱う場合は、裁判員に対するプレッシャーは今回の場合より大きくなると思います。
メンタルヘルスのケアも含め、より丁寧にする必要があると思います。
また、社会を挙げて、参加しやすい仕組みを作る必要もあると思いました。
大きな会社や、理解のある会社などは、有給休暇や特別休暇などの制度を利用して、社員が率先して参加できるようにされているようですが、そうではないところもまだまだ多くあるようです。
当然、会社にとっては有能な社員であればあるほど、休まれることは会社の損失にもつながります。
そういったところを国として特に法務省が先導して補うようなシステムを構築することも必要な事ではないかと感じました。
まぁ、そんなこんなで私の担当した裁判員裁判は終了しました。
因みに、裁判員に選ばれる確立は地域差もありますが、一般的に年間、5000-6000人に1人とされています。
因みに、因みに、私が参加をした裁判で京都で行われた裁判員裁判は14件目だそうです。
私は京都で114人目の裁判員だそうです。
本当に貴重な経験をさせていただきました。
皆さんも機会があれば、気負うことなく、ぜひ、積極的にご参加ください。
それではまた。
☆☆☆☆☆ 予算要望 ☆☆☆☆☆☆
〇民主・都みらい 平成22年度予算要望
〇民主・都みらい 平成21年度予算要望
☆☆☆☆ 動画で観る「山本ひろふみ」 ☆☆☆☆
○2010年5月19日 「代表質問」 NEW!!
○2010年3月10日 「市長総括質疑」
○2009年3月11日 「市長総括質疑」
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○2008年11月21日 「代表質問」
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○2008年1月26日 未来の京都を創る会・総決起大会
○2007年11月21日 「代表質問」
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○2007年5月15日 初登庁のニュース(KBS京都)
○2007年3月1日インタビュー「立候補への道のり編」
○2007年3月1日インタビュー「政策への提言編」
○2007年3月3日オープニングビデオ
○2007年2月21日朝の演説(向島駅)
○2007年2月16日朝の演説(竹田駅)
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○2010年5月20日 京都新聞朝刊 NEW!!
○2008年11月22日 毎日新聞朝刊
○2008年2月15日 京都新聞 朝刊
○2007年4月9日 京都新聞 夕刊
○2007年3月17日 読売新聞 朝刊
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