山本ひろふみの一歩、一歩。

京都市会議員山本ひろふみ(伏見区選出・42歳)の日々の雑感、活動の報告等を綴ったブログです。

交通バリアフリー。

2007-09-28 18:41:31 | Weblog
昨日は普通予算特別委員会。
今日は文教委員会と、来週金曜日の会期末に向けて議会は大詰めです。
付帯決議や意見書の調整、来週は益々忙しくなります。

ところで、今日は交通バリアフリーについて勉強をしました。

平成12年11月、国では交通バリアフリー法を策定いたしました。
それを受けて、京都市でも平成14年10月に京都市交通バリアフリー構想をまとめ、取り組みを進めてきました。

構想に対象としてあげられた各駅において一般公募や、地元代表、役所、事業主、学識経験者等が参加をし「基本構想策定連絡会議」を結成し、1年間をかけて「基本構想」を策定いたします。
それに沿って、平成22年までに全ての駅をバリアフリー化しようというのが主な取り組みです。

京都市交通バリアフリー構想において、特に伏見に関するところは近鉄向島駅、近鉄桃山御陵前駅、京阪藤森駅、近鉄伏見駅の4駅です。

で、その進捗状況は以下の通り。
近鉄向島駅・・・・・すでにエレベーターの設置済み。
近鉄桃山御陵前駅・・平成19年9月「基本構想」策定済み
京阪藤森駅・・・・・平成19年7月「第一回基本構想策定連絡会議」開催済み
近鉄伏見駅・・・・・市民公募委員募集中 ※平成19年10月末日まで
(いずれも平成22年までにバリアフリー化完成予定)

で、それにまつわる負担は以下の通りです。
事業主(鉄道会社)・・三分の一
国・・・・・・・・・・三分の一
京都府・・・・・・・・六分の一
京都市・・・・・・・・六分の一

その周辺地域に住む特に高齢者や身体にハンディのある人たちにとって、便利な電車の窓口である駅のバリアフリー化は悲願です。

私の事務所の最寄り駅でもあります近鉄伏見駅のバリアフリーもいよいよ動き出したという感じがします。
市民の声が反映した、地域住民にとって使いやすいえきであるよう、私も微力ながらがんばってまいります。

皆さんのご意見もお寄せください。

それではまた。

☆☆☆☆☆☆ イベントのご案内 ☆☆☆☆☆☆

毎年恒例になりました民主党京都府連主催のパーティー「京のつどい2007」の開催いたします。
今年は党本部より小沢一郎民主党代表の出席も内定いたしました。
参議院での与野党逆転を経た今後の国政の行方に生で色々お話をしていただく予定です。
一人でも多くの皆様のご参加をお待ち申しております。

●日時:2007年11月22日(木) 18:00~
●会場:リーガロイヤルホテル 京都
●会費:一万円

※チケットのお申し込み、お問い合わせはお気軽に山本ひろふみ事務所まで。
 電話:075-646-3966
 EMAIL:office@yamamoto-h.net


☆☆☆☆ 動画で観る「山本ひろふみ」 ☆☆☆☆


3月1日インタビュー「立候補への道のり編」
3月1日インタビュー「政策への提言編」
3月3日オープニングビデオ
2月21日朝の演説(向島駅)
2月16日朝の演説(竹田駅)

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京都市会議員
山本ひろふみ事務所
〒612-0087
京都市伏見区深草紺屋町4-6 エトワール伏見1F (MAP
電話&FAX (075)643-6618
メール office@yamamoto-h.net
ウェブサイト http://www.yamamoto-h.net

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2 コメント

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バリアフリー 仏造って 魂入れず (ドクターK)
2007-10-01 04:46:48
お忙しい中失礼します。

京都市のすすめる交通バリアフリーについては、
具体例をあげると長くなりますので、
問題点だけをかいつまんで述べます。

1:行政側は「駅構内の身障者用設備の充実」のみがバリアフリーという考えのようですが、身障者だけでなく健常者、駅構内だけでなく駅周囲も含め、広く「使い勝手」というものを総合的に考えるのが本来のバリアフリーのあり方とおもいます。

特に古い時代からの駅も多く踏切も多く道路も狭い伏見区は、
極端な話、外から車椅子でも駅構内に立ち入れるように
歩行者や身障者の安全な動線確保を痛切に感じます。
ほとんどの駅の両側が市街地なのに、片側にしか改札がなく、無駄な遠回りを強いられる駅も多々あります。
 改札口増設や橋上駅舎化等も必要とおもいます。
 
こうした配慮なしに漫然とエレベーターなどを整備しても、
費用対効果はいかばかりかとおもいます。

国からも補助金が出るとはいえ、貴重な公金による事業ですから、中途半端な整備で税金の無駄遣いなどと言われ、使い勝手の悪さに今後とも泣くことは避けたいものです。

2:京都市でもこの件で時折市民意見を公募していますが、市民意見が採択されたことはほとんどなく、ほぼ100%市の素案どおりに計画が策定されているようです。
 バリアフリー以外の事業でもこの傾向は強いです。
わたくしも、今年夏ころに、JR稲荷駅・桃山御陵前駅のバリアフリーにおける意見募集に応じましたが、採択された形跡はありませんでした。

しかも、基本構想策定連絡会議では、議事録が全くといっていいほど公開されていません。京都市議会の会議録が市営図書館やweb上で公開されているのとは雲泥の差です。
   
3:市民公募委員についてですが、駅利用者のほとんどが参加困難な平日日中に設定される会合があるようでして、これに参加できることが委員としての要件になっている模様です。

これでは市政への市民参加を謳うどころではありません。
当座の事業はできても、長期的にはあまりよい結果にはならないとおもいます。
  
 市で一方的に計画を作って実行する、市民意見は形だけ聞いておく、というシナリオがあるのではないでしょうか。
また、どうせ市民意見や他都市での実例など市の素案の足下にも及ばない、などと市がおもっているとしたら、とんでもないことです。 

また長文になってしまい申し訳ありません・・・
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コメントありがとうございます。 (山本ひろふみ)
2007-10-03 13:11:41
ドクターKさん。
いつも貴重なコメントありがとうございます。

おっしゃる事、よ~く分かります。
確かに体裁よく「交通バリアフリー」と掲げてますが、現状では全ての市民の声を拾い上げられる状況ではないことは認識をしております。
誤解を恐れずに言いますと、現状、最大公約数での取り組みとでもいえなくもないですね?
しかし、問題が解決に全く進まないまま放置されるよりはいいとの考えも理解できます。
2、3歩の前進ではないでしょうか?

今回いただいた問題点もしっかりと理解をし、今後も活動してまいります。
今後ともご指導、よろしくお願いいたします。
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