村田晃嗣氏の公演に聞きいる。

今日は日中は事務所で事務作業。
年始に発行する活動報告の原稿などと格闘しました・・

夕方からは毎年楽しみにしている同志社大学、村田晃嗣学長の公演へ。



まずは2013年の各国の動きについて。
アメリカは厳しかった。
一部の大企業はシェールガス等で良かったが、2008年のリーマンショック以降、特にミドル層が回復していない。その主な要因は「住宅ローン」「医療保険」「学資ローン」の3つ。
アメリカの一流大学の一般的な年間の学費は約500万円。多くの若者は卒業と同時に約2000万円の借金を抱えて世にでるとのこと。
今後も厳しい状況が続く見込み。

翻って日本。
昨年の衆議院選挙、今年の参議院選挙で国会におけるねじれは解消。
自民党政権は黄金の3年間を手に入れた。これがいつまで続くのか？
安倍政権の抱える5つのリスク。
・アベノミクスはいつまで続くのか？
・アベカラー(靖国参拝、村山談話、河野談話に対する対応など)をどこまで出すのか？
・党内外に敵がいない→後継者が育ちにくい土壌にある
・健康リスク
・人権問題を含んだ日米同盟の今後

日本の政治の未来について、野党は再生できるのか？
多党化したけれでも多様化していない。
日本の政治の質を上げるには・・・

最後は従軍慰安婦問題や、教育問題について、いつもどおり小気味好いお話をいただきました。

市政に直結した話ではありませんが、グローバル化が進む中、京都の発展のためには知っておかなければいけない基礎知識だと受け止めました。


それではまた。


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