山本ひろふみの一歩、一歩。

京都市会議員山本ひろふみ(伏見区選出・42歳)の日々の雑感、活動の報告等を綴ったブログです。

集団的自衛権について。

2014-07-01 17:52:37 | 日常活動
今日も暑かったですね。
今日から7月です。一年の後半戦のスタートという日でもあります。

1954年7月1日に発足した自衛隊にとっては60周年という日でもあります。
この60年間で戦地での殉職は0件。
日本の誇るべき自衛隊だと思います。

そんな自衛隊も含んだ、日本の国防、安全保障を考える上で、大きなターンニングポイントともなる、集団的自衛権の内閣による解釈変更が今日の閣議で決まりました。
私の考え方を述べておきたいと思います。

まず、集団的自衛権(他の国家が武力攻撃を受けた場合に直接に攻撃を受けていない第三国が協力して共同で防衛を行う国際法上の権利。ウィキペディアより)は国際法上は認められているが、日本においては、特に憲法9条の解釈により認められていない。

ちなみに、憲法9条には、
1・日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2・前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。  とされています。

私は護憲論者ですし、集団的自衛権の行使については認めない立場です。
ただ、一方で、現在の国際情勢の中で日本の果たすべき役割や、自国の防衛を考えた場合に集団的自衛権の行使は容認すべき出るとの御意見があるのもじゅうじゅう承知をしております。
世論も大きく分かれています。行使容認34%:行使反対50%(日本経済新聞)。行使容認32%:行使反対58%(毎日新聞)。

今回の最大の問題は「閣議」によって憲法の解釈変更を行われたこと。
特に日本の安全保障を考える上で重要なテーマであるからこそ、本当に集団的自衛権を行使する必要があるのであれば、衆参両院の3分の2以上の議決と、国民投票による過半数の賛成という憲法改正という手続きを取るべきだと考えます。

もちろん今回、閣議決定なされたからといって、すぐに何かが始まるわけではないと思いますし、今後の法整備も必要になってくると思いますが、少なくとも、日本が他国で、他国のために武力を行使できる国へ大きく舵が切られたことは間違いないと思います。
来年、戦後70年を迎えます。
これまで、日本が培ってきた平和の歩み、不戦の誓いを覆すようなことは決してあってはならないと思います。


それではまた。


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