山本ひろふみの一歩、一歩。

京都市会議員山本ひろふみ(伏見区選出・42歳)の日々の雑感、活動の報告等を綴ったブログです。

堺での学び。

2014-04-24 23:33:06 | 議会報告
今日は午後から堺市役所へ。
堺と言うと少し遠い気がしますが、丹波橋から市役所最寄りの堺東駅へは約1時間17分です。
大阪市営地下鉄、堺筋線に阪急が走っているのは少し「へぇー」っと思いますね。
京都市営地下鉄に近鉄車両が走っているようなもんですかね。

さてさて、何をしに行ったかと言うと、全国の若手議員有志で政策を勉強する会、「JISSEN」(ジッセン・自治体政策青年ネットワーク)の勉強会です。
主に民主党に所属する若手議員で構成されています。

まずは堺市における学校教員採用と、教師ゆめ塾について。


堺市では平成18年度から政令市移行を機会に、平成20年度までの3年間は大阪府と合同で教員採用試験を行い、平成21年度からは独自採用が行われております。

その中で、一次試験・二次試験の区別のない選考方法や、受験可能年齢を59歳以下にするなど多様な人材確保に向けた取り組みが行われています。

京都市では当然の事ながら独自採用しているのが当たり前に感じていますが、そうでない自治体も多くあります。地方分権が進む中でこういった取り組みが進むことは歓迎すべきことだと思います。
また、大阪府内では今年度より豊能地区において教員採用の単独実施が始まっているとのことです。

また、独自にゆめ塾という取り組みもされています。
特に堺市において教員を志望されている方々を対象に年間16回の講座を開き、堺学講座や、教職基本講座、専門講座などが開かれています。
堺市における教員確保に寄与しています。


引き続き、堺における保育対策と、LSFAの普及について

堺市では、公営、民営をはじめ、人課外保育施設や、家庭的保育などの事業を通じて保育を提供されています。
また、現在取り組まれている職員研修や、離職防止対策、復業支援などの事業が行われています。


LSFAについてはインストラクターの森俊英さんによる講義。
ちなみに、LSFAとは、life supporting first aidの略で、心肺蘇生法や、AEDの使い方の啓発をされています。
特に今日は子どもに対するfirst aidの大切さについて講演をいただきました。
大切なのは、大人と、子どもとでは方法が違うということ。
何が決定的に違うのか?
心肺停止状態に万能と思われるAEDですが、実際はそうではありません。
AEDは心室細動、、つまり心臓が発作などで痙攣している状態を正常に戻す装置です。
子どもの心臓は意外と丈夫にできていて、心肺停止の原因は発作ではなく、誤飲や、溺水になど窒息によるもので、AEDは効果がない可能性があるということです。
状況の判断で一概に断言は出来ませんが、子どもの心肺停止に必要なのはAEDではなく、心臓マッサージではなく、人工呼吸だとのことです。

やはり、正しい知識が救える命もあります。
京都に持ち帰って、普及に努めたいと思います。

その後は懇親会であれやこれや、メンバーの結婚祝やなんだかんだ楽しい時間を過ごさせていただきました。


それではまた。


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