今日はいい天気ですね。
風も乾燥していて、爽やかで、清々しいですね。
今日、午前は、大岩山の一斉清掃が行われ、私も参加をし、地域の皆様とともに、軽く汗を流しました。
出発前の様子です。
東古御香に集合し、桃山ポンプ場の脇を通り、山頂の展望台まで、ごみを拾いながらゆっくり歩いて約1時間の行程です。
空気が澄んでいたせいか、展望台からは大阪のビル郡まで見えました。
さてさて、昨日、10時から本会議が開催され、14日から始まった5月定例会が閉会しました。
緊急雇用対策に関連する6億400万円の補正予算など、補正予算に関する2件や、「京都市中央保護所条例の全部を改正する条例の制定について」や、「京都市立看護短期大学条例を廃止する条例の制定について」など24件の条例の制定や改廃、人権擁護委員の推薦など24件の案件も可決いたしました。
ところで、この議会で大きな問題になったのが市立看護短期大学の存廃についてです。
-------<京都新聞のWEBニュース>-------
市立看護短大の廃止決定 京都市会、条例案可決
京都市議会は28日午前、5月定例会最終本会議を開き、2月市会で否決され、再提案された市立看護短期大の廃止条例案を賛成多数で可決した。短大は2012年3月末で廃止されることが決まった。2月市会で反対した自民党は自主投票で臨み、ほぼ半数が賛成し、民主・都みらい、公明党と合わせ、賛成が過半数に達した。共産党は全員反対した。
本会議では市議67人のうち自民出身の議長を除く66人で起立採決を行った。自民21人のうち10人が賛成し、民主・都みらい(14人)、公明(12人)は全員が賛成した。反対は共産(19人)と自民の11人。
市は条例案の可決を受け、同志社大など4大学との協議を加速させ、短大教員の受け入れや看護学生を対象にした奨学金制度の創設を目指す。短大は本年度から新入生の募集を停止している。市は当初、佛教大との連携を計画したが、廃止条例案は2月市会で自民と共産の反対で否決され、白紙となった。市は4大学と連携協議を進めるため、5月市会に再提案し、自民では会派内で意見が分かれ、異例の自主投票となった。
門川大作市長は議会閉会後、「私立大学と連携して、看護師養成に取り組む道筋がついた」と話した。
------------------------
私が賛成した理由を述べたいと思います。
市立看護短期大学は日本で始めて出来た公立の看護短期大学です。
現在の医療・看護の現場サイドのニーズは高学歴志向です。
つまり、高度化する、医療技術や病気に対する知識に対応できるような看護師が求められています。
市立看護短期大学の卒業生の約3分の一が、4年生の看護系大学に進学しているのもその裏づけであろうかと思います。
さらに、年間、約2億円の市税が使われている以上、京都市民の医療体制の維持・向上のための学校でなくてはなりません。
しかし現実は、卒業生の約3分の1しか市内の医療機関に勤めていません。
前々文の編入、前文の就職、その他の卒業生は市域外の医療機関に就職しています。
医療現場とのミスマッチ、卒業生の進路という大きく2つの課題を抱えているのです。
更には授業料の問題。
市立看護短期大学の年間の授業料は年間40万円弱。
私立の4年生大学が150万円以上、公立の4年制大学が60万円前後と・・・短期大学であるが故、公立であるが故に低廉に抑えられています。
出来れば公立での4年制化が出来れば、それに越したことはないのですが、現在の老朽化した校舎の建て替え、4年制に必要な実習施設等の更新を考えれば、数十億のお金がかかるのも事実であり、京都市の現在と今後を考えると、非常に厳しい状況にあります。
この「ミスマッチ」「市税の投入の有効性」「財政難」更には「現在の教職員の処遇」。
この4次元方程式を解くのが、私立大学との連携による4年制化+私立看護学科奨学金制度の創設というもです。
今後、4年制化を予定している私立大学に現在の市立看護短期大学の教職員を引き継ぐこと。
更には、低廉に抑えられていた授業料について、新しい奨学金制度を設立すること。
この奨学金制度については、例えば卒業後、市立病院に勤めれば、その月数に応じて、その返還を免除されると言うものです。
例えば、年間、満額の120万円を4年間借りたとして、卒業後、16年間、市立病院に勤めれば返還は全額免除させれるというような、市内医療機関に勤めることにインセンティブの働く制度です。
廃止に反対の声があることも重々承知をいたしておりますが、現在の市立看護短期大学のあり方をいたずらに続けるのではなく、5年、10年後の京都市の医療・看護を見据えた制度改革が必要だという私の政治判断です。
ご理解いただければと思いますし、質問、ご意見等々どしどしお寄せいただければと思います。
また、この件については、3月21日のブログのコメントで、ドクターKさんからも貴重なご意見をコメントでいただきました。
本当にありがとうございました。
今後とmお、様々な観点からのご意見を頂戴できれば幸いです。
それではまた。
☆☆☆☆☆☆ お知らせ ☆☆☆☆☆☆
〇時局講演会
日 時:2010年6月12日(土) 14:00-15:00
ゲスト:岡田克也外務大臣
福山哲郎外務副大臣
会 場:グランドプリンスホテル京都
参加費:無料
※事務所にて入場整理券を準備しておりますので、ご参加いただける方は山本ひろふみ事務所までお問い合わせください。
☆☆☆☆☆☆ 予算要望 ☆☆☆☆☆☆
〇民主・都みらい 平成22年度予算要望
〇民主・都みらい 平成21年度予算要望
☆☆☆☆ 動画で観る「山本ひろふみ」 ☆☆☆☆
○2010年5月19日 「代表質問」 NEW!!
○2010年3月10日 「市長総括質疑」
○2009年3月11日 「市長総括質疑」
Copyright (C) KYOTO CITY ASSEMBLY All Rights Reserved.
○2008年11月21日 「代表質問」
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○2008年3月18日 「普通予算特別委員会(市長総括質疑)」
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○2008年1月26日 未来の京都を創る会・総決起大会
○2007年11月21日 「代表質問」
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○2007年5月15日 初登庁のニュース(KBS京都)
○2007年3月1日インタビュー「立候補への道のり編」
○2007年3月1日インタビュー「政策への提言編」
○2007年3月3日オープニングビデオ
○2007年2月21日朝の演説(向島駅)
○2007年2月16日朝の演説(竹田駅)
☆☆☆☆ 記事で見る「山本ひろふみ」 ☆☆☆☆
○2010年5月20日 京都新聞朝刊 NEW!!
○2008年11月22日 毎日新聞朝刊
○2008年2月15日 京都新聞 朝刊
○2007年4月9日 京都新聞 夕刊
○2007年3月17日 読売新聞 朝刊
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
京都市会議員
山本ひろふみ事務所
〒612-0087
京都市伏見区深草紺屋町4-6 エトワール伏見1F
電話 (075)646-3966
FAX (075)643-6618
メール office@yamamoto-h.net
ウェブサイト http://www.yamamoto-h.net
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東古御香に集合し、桃山ポンプ場の脇を通り、山頂の展望台まで、ごみを拾いながらゆっくり歩いて約1時間の行程です。
空気が澄んでいたせいか、展望台からは大阪のビル郡まで見えました。
さてさて、昨日、10時から本会議が開催され、14日から始まった5月定例会が閉会しました。
緊急雇用対策に関連する6億400万円の補正予算など、補正予算に関する2件や、「京都市中央保護所条例の全部を改正する条例の制定について」や、「京都市立看護短期大学条例を廃止する条例の制定について」など24件の条例の制定や改廃、人権擁護委員の推薦など24件の案件も可決いたしました。
ところで、この議会で大きな問題になったのが市立看護短期大学の存廃についてです。
-------<京都新聞のWEBニュース>-------
市立看護短大の廃止決定 京都市会、条例案可決
京都市議会は28日午前、5月定例会最終本会議を開き、2月市会で否決され、再提案された市立看護短期大の廃止条例案を賛成多数で可決した。短大は2012年3月末で廃止されることが決まった。2月市会で反対した自民党は自主投票で臨み、ほぼ半数が賛成し、民主・都みらい、公明党と合わせ、賛成が過半数に達した。共産党は全員反対した。
本会議では市議67人のうち自民出身の議長を除く66人で起立採決を行った。自民21人のうち10人が賛成し、民主・都みらい(14人)、公明(12人)は全員が賛成した。反対は共産(19人)と自民の11人。
市は条例案の可決を受け、同志社大など4大学との協議を加速させ、短大教員の受け入れや看護学生を対象にした奨学金制度の創設を目指す。短大は本年度から新入生の募集を停止している。市は当初、佛教大との連携を計画したが、廃止条例案は2月市会で自民と共産の反対で否決され、白紙となった。市は4大学と連携協議を進めるため、5月市会に再提案し、自民では会派内で意見が分かれ、異例の自主投票となった。
門川大作市長は議会閉会後、「私立大学と連携して、看護師養成に取り組む道筋がついた」と話した。
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私が賛成した理由を述べたいと思います。
市立看護短期大学は日本で始めて出来た公立の看護短期大学です。
現在の医療・看護の現場サイドのニーズは高学歴志向です。
つまり、高度化する、医療技術や病気に対する知識に対応できるような看護師が求められています。
市立看護短期大学の卒業生の約3分の一が、4年生の看護系大学に進学しているのもその裏づけであろうかと思います。
さらに、年間、約2億円の市税が使われている以上、京都市民の医療体制の維持・向上のための学校でなくてはなりません。
しかし現実は、卒業生の約3分の1しか市内の医療機関に勤めていません。
前々文の編入、前文の就職、その他の卒業生は市域外の医療機関に就職しています。
医療現場とのミスマッチ、卒業生の進路という大きく2つの課題を抱えているのです。
更には授業料の問題。
市立看護短期大学の年間の授業料は年間40万円弱。
私立の4年生大学が150万円以上、公立の4年制大学が60万円前後と・・・短期大学であるが故、公立であるが故に低廉に抑えられています。
出来れば公立での4年制化が出来れば、それに越したことはないのですが、現在の老朽化した校舎の建て替え、4年制に必要な実習施設等の更新を考えれば、数十億のお金がかかるのも事実であり、京都市の現在と今後を考えると、非常に厳しい状況にあります。
この「ミスマッチ」「市税の投入の有効性」「財政難」更には「現在の教職員の処遇」。
この4次元方程式を解くのが、私立大学との連携による4年制化+私立看護学科奨学金制度の創設というもです。
今後、4年制化を予定している私立大学に現在の市立看護短期大学の教職員を引き継ぐこと。
更には、低廉に抑えられていた授業料について、新しい奨学金制度を設立すること。
この奨学金制度については、例えば卒業後、市立病院に勤めれば、その月数に応じて、その返還を免除されると言うものです。
例えば、年間、満額の120万円を4年間借りたとして、卒業後、16年間、市立病院に勤めれば返還は全額免除させれるというような、市内医療機関に勤めることにインセンティブの働く制度です。
廃止に反対の声があることも重々承知をいたしておりますが、現在の市立看護短期大学のあり方をいたずらに続けるのではなく、5年、10年後の京都市の医療・看護を見据えた制度改革が必要だという私の政治判断です。
ご理解いただければと思いますし、質問、ご意見等々どしどしお寄せいただければと思います。
また、この件については、3月21日のブログのコメントで、ドクターKさんからも貴重なご意見をコメントでいただきました。
本当にありがとうございました。
今後とmお、様々な観点からのご意見を頂戴できれば幸いです。
それではまた。
☆☆☆☆☆☆ お知らせ ☆☆☆☆☆☆
〇時局講演会
日 時:2010年6月12日(土) 14:00-15:00
ゲスト:岡田克也外務大臣
福山哲郎外務副大臣
会 場:グランドプリンスホテル京都
参加費:無料
※事務所にて入場整理券を準備しておりますので、ご参加いただける方は山本ひろふみ事務所までお問い合わせください。
☆☆☆☆☆☆ 予算要望 ☆☆☆☆☆☆
〇民主・都みらい 平成22年度予算要望
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○2007年3月1日インタビュー「立候補への道のり編」
○2007年3月1日インタビュー「政策への提言編」
○2007年3月3日オープニングビデオ
○2007年2月21日朝の演説(向島駅)
○2007年2月16日朝の演説(竹田駅)
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○2010年5月20日 京都新聞朝刊 NEW!!
○2008年11月22日 毎日新聞朝刊
○2008年2月15日 京都新聞 朝刊
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