今の時期 家を尋ねても
居るのは猫ぐらいで留守の家が多い
家族総出で茶原にいる
この天空の茶原でも茶摘がはじまった
茶摘といっても裾を摘むくらいで
後は機械刈りになる
そうなると忙しくなるが まだ余裕の茶摘だ
柿の木の下の日陰などで十分休憩をとる
そこで手伝いに来た親戚の人など 甘いものなどで接待される
連休になり都会で暮らす 子どもたちも里帰りで 茶摘を手伝う
ちなみにこの辺りでは茶畑とは言わないで 茶原と言う ちゃばらが賑わう時期だ
私は茶原に茶木がないので茶摘はない 暇をもてあましていた
暇つぶしにフラフラと町内を徘徊していたら おばあさんになった農家の同級生にあった
「この間の旅行なぜ来なかった」「会社が変わったばかりで休みにくい」など話した
今日は手伝い手がいないので 茶摘は休みにしたという
少人数で摘んでも機械で揉む量が満たないのだろう
今は昨日摘んだお茶を 製茶しているので後で届けてくれるといった
家でお昼ごはんを食べていると その人が新茶を缶に入れて持ってきた