ポスターの仏頭 その凛々しい顔に魅せられ県立美術館にきた
「ガンダーラ美術とバーミヤン遺跡展」 賑わっていた
入館者も5万人を突破したようだ
仏教美術の原点 ガンダーラ そこから出土された
石や漆喰の仏像たち どの顔も美しく神々しい
しかも展示物にありがちな
ガラスケースなどに入っていないことも親近感を覚える
さらに館内でさりげなく聞こえてくるBGMが雰囲気を盛り上げた
映画や演劇には必ず音楽があるのに
出土品や絵画 彫刻には音楽が使われていない
そのことに疑問を感じていたタケカワユキヒデが
このために書き下ろした音楽
芸術作品を引き立てるためだけの音楽ではなく
香と同じように記憶の中核と深くつながっている
そのことにも注目して曲を作ったという
かって繁栄した愛の国 ガンダーラ
時空を超えたロマンに しばし酔いしれた
では この音楽を聴けば
ガンダーラの仏像を思い出すだろうか
一応CDは購入してきた
そしてバーミヤン 破壊前の大仏の写真も展示されている
バーミヤン大仏の最後を撮ったとされる菅沼さんは 島田市の人だ
今回ポスターの背景写真も菅沼さんだ 会場で出会った
美術館には関連する本を多く販売していた ちなみに私の拙本はなかった
この展示は静岡で3月30日まで行い 後は福岡 福井と予定されている
タケカワユキヒデの音楽は↓
CDの裏に記載されているので お聞かせすることはできません
あしからず