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ショット

見えないものを見る 感じたことを写真と文章でつづる暮らしと自然のフォト日記

元禄忠臣蔵

2006-12-16 00:00:00 | 鑑賞

真山青果作 元禄忠臣蔵を結局全部見てしまった
10月 11月 12月と 国立劇場に通った
3回全部見たので 写真の手ぬぐいがプレゼントされた
今月は松本幸四郎が大石内蔵助を演じている
そして 15日は討ち入り翌日(実際には旧暦)
偶然にも 舞台は討ち入り翌日の場から始まった
歌舞伎といっても元禄忠臣蔵は 比較的現代版なので
イヤホンガイドが邪魔になるほどセリフがわかりやすかった
元禄忠臣蔵は 吉良を切りつける場面も 討ち入りも 切腹もなく ひたすら赤穂浪士の
男達の心境を表現する忠臣蔵で 仮名手本忠臣蔵との違いを見せた
きょう印象に残ったセリフは 「人はただ初一念を忘れるな」 事に当たってまず浮かぶ初一念 損得を考えずに思い立ったことは善悪の誤りはないということらしい 
私も常に これを忘れずにいれば事の決断が早くなるだろう 
終了後 横席のAラカワさんは 泉岳寺に御参りしてから帰るらしいが 私は湯島の居酒屋へ
下の写真は花道に敷いた白い布 歌舞伎では布ではないこれは雪道なのだ