【 保護犬:ハッチ日記 】

成犬の保護犬、里親日記

ハッチ1週間経過

2018-01-15 | 保護犬ハッチ
ハッチ、今日で、我が家に来て1週間経過。

初めての、慣れない環境の中で
ハッチは必死に頑張っています。

座布団を噛んでみたり、座椅子を噛んで動かしたり
畳を掘ろうとしてみたり
カーテンをくわえようとしたり
ガラスに映った自分の姿に吠えてみたり…

臆病で、怖がりなのに、好奇心は人一倍あって
何でも自分で確認したい、
自分の目で確かめたいと
常に動き回り、あっちへ、こっちへと
部屋の中を速足で歩き回っています。

ダメなことには、その場でダメ!と注意して
呼んで傍に来た時には
思い切り、おおげさなぐらいに褒めて
ちょっとずつ、ここでの生活に馴染んで
いってくれたら…と。

保護犬・保護猫支援グループ
「ワールドラブハート」に掲載されていた
ハッチの紹介写真。(以下すべて)







ハッチ、1週間よく頑張ったね。
これからもよろしくね。

家の中での様子

2018-01-14 | 保護犬ハッチ
ハッチは、我が家に来てから
家の中で生活するようになった。

保護される以前の生活は
私たちには分からないけれど、
おそらく、外で飼われていたようだ。

家の中での暮らしに慣れていないので、
ふすまが開いたり、布団の出し入れ、
服をしまうこと、等々、
その音や動作に過剰に反応し、
寝ていても、
わざわざ起きてくる。

物音がしたので、警戒しているハッチ

眠ったかな~?って思っても…
この後、すぐに起きて様子をうかがっていた。
で、また眠ったかな?

今度はぐっすり眠っているな!って思っても…
ドアの開く音で、

はい、僕、起きましたよ。のハッチ。
ハッチ、ゆっくりと生活音にも慣れていってね。 

ハッチ、6日目

2018-01-13 | 保護犬ハッチ
ハッチ、我が家に来てから6日目。

まだまだ、家の中での生活に戸惑うハッチの姿。
家の中では、人が歩く後ろをついて歩いたり、
とにかくいろいろと
匂いをかぐ、毛布をかじってみる
クッションをくわえてみる、という行動が
みられる。

環境の変化で、ストレスもあるのだろう。
今日は、ターキーのアキレスをあげて
ガジガジと噛んで、ストレス発散!

真剣な顔でガジガジしているハッチ!
その後は、なんだかすっきりしたのか…
おすまし顔のハッチ。

ハッチ、慣れるまで大変だろうけど
とにかく、あせらず、ゆっくりと…だね。

それから、昨日の動物病院でのこと。
病院内では、怖がってはいたものの
お利口にしていた、ハッチ。

先生や、病院のスタッフさんたちから
「はっちゃん」と呼ばれてた(笑)
検査も無事に終えて一安心。

ただ、検査して分かったことだけれど
ハッチの、左目の輪部という部分が
先天性による低形成だということだった。
(非常に珍しいそうだ)
視覚は正常、ということなので、ホッとした。

動物病院での診察を終えたハッチ、
車に乗る練習も兼ねて、車に乗って少し離れた場所で散歩。
その散歩でも
歩く、歩く、歩く…!

脇目もふれずに歩くハッチ

競歩の選手のように歩き続ける

カメラもブレブレ…笑

やっと立ち止まったハッチ

上手に、散歩が出来るハッチ!

そして、家に戻ると、疲れた…のハッチ
ハッチは元気です!

ハッチ5日目、初乗車

2018-01-12 | 保護犬ハッチ
ハッチ、我が家に来てから5日目。

動物病院へ行くため、本日、ハッチ、車へ初乗車。
我が家に来る時は
車に乗せるのが大変だった、と話しを聞いていたため
実は、すごく心配で不安だった。

「クレートに入れた方が安全です」と
言われたのだけれど
すでに、ドライブボックスをハッチ用に購入していて
とにかく、一度試してみよう、と。

抱っこして車に乗せる。
隣に座って落ち着かせて…

やっぱり不安…

少し慣れてきて…

ちょっと余裕も出てきた!

ハッチ、無事に車に乗ることができた!
動物病院での話しは、又、後日。

ハッチ、4日目

2018-01-11 | 保護犬ハッチ
ハッチ、我が家に来て4日目。
朝の散歩で45分歩き、
夕方の散歩でも、45分ほど歩いたハッチ。

でも、まだ歩きたい!という表情をする。
すごいね、ハッチは健脚だね!

そして、散歩中、マーキングをしないハッチ。
散歩中のおしっこは1回だけ。まとめて1回すれば
あとはまったくしない。
いろんな犬がいるのだな…と。

苦手なのは、甲高い子どもの声。
特に大きな笑い声が苦手。
他の犬に対しては、上手に対応できている。

散歩に行くまでは不安そうな表情なのに、
外に出るや、俄然はりきって歩き出す。
そのギャップが可愛い。

あと、ハッチについて分かったことは
食への執着心が薄いこと。
ガツガツしていない。

ハッチ、4日目にして、食事台のところで
ごはんを食べることが出来るようになった!
(それまでは、近くまで運んであげていた)

あと、部屋の中を自由に歩けるようにしているのだけれど、
逆に、どう動いて良いのか分からない様子のハッチ。

ちょっとずつ慣れていってくれれば…と、思う。

明日は、ハッチ、いよいよ動物病院へ!
その前に、車に乗る練習も待っている…。
がんばろうね、ハッチ!

そして、今日で、ティップが旅立ってから5週間が経った。
ティップのことは、忘れない。

ハッチ、【8】の縁

2018-01-10 | 保護犬ハッチ
我が家で迎えることになった
保護犬、ハッチ。

名前の由来は、すでに書いたとおり
・保護された施設で、8番、の番号札の所にいた。
・2018年1月8日、我が家に来た。

「8」、に縁のある犬だなぁ、ということと、
以前一緒に暮らしていた愛犬、ティップの
1文字、小さい「ッ」をとって
【ハッチ】、という名前に決めた。

そんなハッチ…
実は、さらに、「8」に縁があったことが発覚!

動物病院へ行く準備のために
ハッチの譲渡の際、
保護支援グループ【ワールドラブハート】さんからもらった
「フィラリアの陰性証明書」を見て、ビックリ!

ハッチの検査日が…
8月18日!
偶然とはいえ、ハッチは「8」、に縁のある子です!

ちなみに、中国では「8」、の数字が好まれます。
成長する、富をなす、大きくなる、
そんな意味が「8」にはあるそうです。

ハッチが、我が家で幸せに成長して、
楽しく暮らすことができますように…!

ハッチ3日目

2018-01-10 | 保護犬ハッチ
まずは、昨日の夜(2日目)の話から。
洗面所でくつろいでいたハッチだったけれど
さすがに、そのままでは困るので
ハッチを抱っこして、部屋の中へ。

ティップが使っていたクッションの上に
試しに、ハッチを乗せてあげると…

慣れない場所に不安そうな表情…

しばらく戸惑う姿が見られたが…

タオルケットを掛けてあげて
師匠が頭をなでていると…

安心したのか、すやすやと眠りはじめたハッチ。
昨日の夜は、そのまま同じ場所で眠り…

そして、ハッチ3日目の朝。

同じ場所で目覚めたハッチ!
どうやら、落ち着く場所だと分かった様子。
ゆっくり眠っていたので、良かった!

その後、師匠と私とハッチで、一緒に散歩へ。

ようやく良い天気になり、
ハッチの足取りも、さらに軽快に!

歩く、歩く、歩く…!

ハッチ、周りの様子も確認しながら…
今日も約1時間、ハッチと散歩を楽しんできた。

凛々しい姿のハッチ!
ハッチの健脚には驚かされる。
これなら、ハッチと一緒に山歩きも出来そうだ。

その前に、ハッチ、車に乗る練習からゆっくり始めようね。

ハッチ、2日目

2018-01-09 | 保護犬ハッチ
ハッチが我が家に来て、2日目。

初めての我が家での夜は、
慣れない場所に緊張した様子だった。
夜中に、ゴソゴソと動くことがあったけれど
疲れもあって、少しは眠ることができたようだ。
(そういう私も、緊張していたのだけれど…笑)

そして、今朝、2日目の様子。
ケージの中で朝ごはん。

食欲はあるようで
ペロッと食べてくれたので、まずは一安心!

その後、少し休んでから
師匠と私とハッチで、一緒に散歩へ!
首輪だけでは抜けると不安なので、
昔、ティップが使っていた赤いハーネスをつけて
二重のリードで散歩する。

雨あがりの濡れた地面の上を
トットット…と
軽快に歩くハッチ。

おしっこも便もして、すっきりすると、
さらに軽快な足取りで進むハッチ。

身体は小さいけれど、足腰はしっかりしていて
本当にたくましい!

ぬかるんだ道もなんのその!

匂いも確認しているハッチ。
午前中の散歩は、ちょっと早いペースで歩き
約1時間、ハッチと一緒に楽しんできた。
ハッチは健脚だ!

散歩から帰ってきてから
ハッチに、家の中を案内してあげる。
ウロウロと匂いをかぎながら確認するハッチ。

好きな場所でくつろげば良いと
黙ってハッチの様子を見ていると…

今のハッチが落ち着く場所は
洗面所だった。

ベッドもケージもあるのに、
ハッチはここが気に入った様子。
暗くて、狭くて、なんだか落ち着くのかな?
しばらく様子を見ることにしよう。

保護犬が、我が家に到着!

2018-01-08 | 保護犬ハッチ
本日、1月8日、保護犬が無事、我が家に到着した!

スタッフさんの車に乗せられて、奈良県から来てくれた。
あいにくの雨だったが、予定どおり8日に到着。

ものすごく車に乗ることを嫌がったそうだが、無事に到着
して、まずは一安心。

スタッフさんの車から降ろされ
クレートの中から、保護犬の不安気な表情が見えた。

知らない場所にとまどう姿…
家の中に入り、クレートから出してもらうと
自分からササっと、ケージの中へ!

ケージの中から様子を窺う。

まだまだ不安な様子…

でも、ちょっと疲れが出てきて…

ウトウトと、まどろむ姿が…
あぁ!可愛い!

スタッフさんと、譲渡に関する約束を確認して
保護犬を正式に我が家に迎え入れた。

その後も、ケージの中が落ち着くようで
ケージの中でご飯を食べて…

初日から、ご飯を食べることが出来てびっくり!

しっかりとご飯を食べたので
家の近くを散歩した。(写真とってなくて残念…)
オシッコも便もして、すっきりした様子。

雨の中での散歩だったので、足を洗うために
抱っこして、お風呂場に連れて行く。
少し嫌がったけれど、無事に足も洗うことが出来た。

初日にしては上出来!

保護犬の名前は『ハッチ』
ハッチ、今日からよろしくね。

ティップ、ティップの弟、ハッチが来たよ。
見守ってあげてね。

奈良県の保護犬・保護猫の支援グループ
【ワールド・ラブ・ハート】
お世話になった方と一緒に記念撮影

保護犬ハッチ、大切にします。

保護犬を迎える準備

2018-01-07 | 保護犬ハッチ
【 保護犬の引き渡し日 】が、決定した。

問題なければ、明日、1月8日。

奈良県から、スタッフさんと一緒に
あの保護犬、オスの柴犬が、我が家にやって来る。

我が家では、保護犬を迎える準備を着々と進めていく。

ティップの時は、室内フリーということだったので
ケージの購入はしなかったのだけれど、
今回、スタッフさんから
「ケージを用意していただきたいです」と、言われて、

用意したケージ。
気に入って、ちゃんと中に入ってくれるかな…?

そして、「慣れるまで、最初は首輪にして下さいね」
とのことで、

首輪とリード

さらに、「首輪には、必ず迷子札も付けて下さいね」
とのことだったので…

まだ、肝心の本人(保護犬)が到着していないけれど
名前を考えることにした。

ティップの時は、保護された時に付けられた名前があった。
『ティーカップ』
これが、ティップの名前だった。
でも、ちょっと言いにくいので、我が家で略して、『ティップ』。

こうやってティップのことを書くと
やっぱり、悲しさと寂しさでいっぱいになる。
本当に、大切な、大事な子だったんだ…と。

でも、悲しんでばかりはいられない。
次に迎える保護犬がいるのだ。

そう、新しく迎える子の名前だ。

8番、の番号札にいた柴犬…
2018年1月8日に、我が家にやってくる柴犬…

偶然とはいえ、なんだか、8という数字に縁があるのか…?

じゃあ、これは、もうハチに決まりか?と、思ったけれど、
あの「忠犬ハチ」のようになってくれ、と願うようで
なんだか、あの柴犬に対して恩着せがましいようで
やっぱり、やめた。

でも、8、にこだわりたい気持ちが捨てられず、
じゃあ、ティップから1文字もらって…
『ハッチ』!

こうして、迎える準備は進んでいるのだけれど、
明日、本当に来るのかな…?
期待と、不安と、緊張…。

ティップ、明日、ティップの弟の『ハッチ』が来るよ。
見守ってあげてね。

保護犬との顔合わせ

2018-01-06 | 保護犬ハッチ
先日、縁あって、奈良県にある保護犬の支援グループを訪れた。

ティップ亡き後、
師匠(夫のこと、釣りをしていた頃にそう呼んでいた)と、何度も
今後のことについて相談・検討をしてきた。

紆余曲折ありながらも、話し合った結論として、

 1.やっぱり、犬と一緒に暮らそう!
 2.犬を迎えるのなら、保護犬にしよう!
 3.自分たちの暮らしに合う犬(体重は10㎏前後まで)にしよう!
 4.メス犬はティップだけ(ティップがあまりにも可愛かったから!)
   だから、次に迎える犬は、オス犬にしよう!

こうして、保護犬を迎える準備を始めた。
縁あって、奈良県の支援グループに足を運ぶことになり、
訪問する前に、確認してみたい小型犬の保護犬を伝えた。

現地到着後、候補としてあげていた小型犬と顔合わせ。
その犬と、スタッフさんと一緒に近くを散歩しながら様子を確認する。

スタッフさんから話を聞くと、
どうやらその子は人気があるようで、問い合わせがすでに数件ほど
入っているとのことだった。

そう聞くと、その子を私たちが引き受ける必要性は薄れてしまい、
結局、その子を迎えることは止めた。
他の里親さんの元で、元気に幸せに暮らしてくれれば、と願う。

その子のことはあきらめ、もう、帰ろうかとも思ったけれど
せっかく奈良県まで来たのだからと、他の保護犬も確認しながら
一頭ずつ、一緒に散歩をさせてもらう。

その中に、人見知りで、そのくせこちらの事を気にしている
柴犬がいた。
8番、の番号札のところにいたその柴犬は
人が近寄ると逃げてしまう、愛想も何もない保護犬だった。
スタッフさんに聞いても、まだ1件も問い合わせがないとのこと。

さらに話しを聞くと、ここに来てからかなり日が経つのだけれど
人見知りが災いしてか、里親希望の見学者が来ても相手にされない…と。

その柴犬はオスで、推定5~6歳。
体重は7~8㎏ぐらい。
近寄ると逃げるけれど、おとなしく、何とも言えない魅力があった。

師匠と一緒に散歩をする。
リードを引っ張ることもなく、上手に散歩が出来る柴犬。

一度散歩を終えるが、なんだか、やっぱり気になる…と
再び、2回目の散歩をさせてもらう。

この柴犬、人見知りはあるものの、意志の強そうな表情、
ちょっと困った顔を見せるところ、さりげなくこちらの様子を窺うところ、
上手く説明できないけれど、魅力があった。

そして、何よりも、他に里親の希望者がいないところ。

「この柴犬を我が家に迎えよう」と、そう決めた。
これも何かの縁だ。

伝えると、スタッフさんはちょっと驚いた様子だったけれど、嬉しそうだった。
その後、準備する物の確認、迎える日についての打ち合わせをした。

我が家は、再び、保護犬を迎える。

再出発

2018-01-05 | 保護犬ティップ
ティップが旅立ってから、四週間が過ぎた。
寂しさと、悲しい気持ちは続くけれど
この状態が続くこと、
きっと、ティップは望まないだろう。

ティップのためにも、元気で過ごさなければ、と
そう思う。


部屋の片づけと大掃除をし、次に保護犬を迎えるために
犬のトレーニング本、『犬のことばがきこえる』
ジャン・フェネルの本を読み返す。


ティップが我が家に来る前にも読んだ本で
とても役立った本だ。

【アミシアン・ボンディング】と呼ばれる方法で
(“友なる犬との絆作り”という意味で、ここでは
犬に誰がリーダーかをわからせる方法、という意味で
使われている)
どのように犬と接するべきか、ということが
具体的に説明されている。

保護犬のように、心に傷を受けた犬への対処についても
参考になることが書かれている。

保護犬との暮らしの再出発のために
私も勉強しなくては。