【 保護犬:ハッチ日記 】

成犬の保護犬、里親日記

ティップが旅立ってからのこと

2017-12-26 | 保護犬ティップ
ティップが亡くなってから、増々、ティップの存在の大きさを
思い知らされる日々…。

ティップの写真やビデオを見ながら、楽しかった事や、一緒に歩いた散歩、
出掛けた事など色々な思い出がよみがえり、
同時に、ティップがいない現実に、深い悲しみと寂しさで打ちのめされてしまう。

ティップに対して、もっと私たちに出来ることがあったんじゃないか…とか、
もっともっと一緒にいてあげれば良かった…と、そう思って辛くなる。

ティップがいなくなった家の中は、寂しい。
ティップが使っていたベッドに、ティップがいないことが悲しい。
ずっとずっと、一緒にいてほしかった。

本当に大切な子だったのだと、改めて思い知らされる。

でも、いつまでも悲しみに囚われたままではいけない。十分に分かっている。
ティップが亡くなってから、何度も師匠と、これからのことについて話し合った。

こんなに悲しい思いをするくらいなら、もう犬と一緒に暮らすのは嫌だとも思った。
ティップ以上に可愛いくて、優しい子はいないのではないか、とも思った。

何度も何度も話し合う中で、
でも、やっぱり、犬と一緒に暮らすことって幸せなんじゃないか、と。
大変なことや、辛いこともあるけれど
それ以上に、幸せだった。


だから、もう一度、「犬と一緒に暮らしてみよう」。
そう決断した。

そして、犬を迎えるのなら、やっぱり保護された子にしよう、と。
それならきっと、ティップも喜んでくれるんじゃないかと思う。

ティップ、保護された犬が家にやって来ても
ティップのことは絶対に忘れないからね。
遠くから(近くからでも)見守っていてほしい。

新しく保護犬を迎えることに、私たちは動き始める。
ティップ、その子のことも見守ってあげてね。

2009年5月3日、
ティップが我が家にやって来た時

不安と緊張と疲れで、涙を流していたティップ

少しずつ、我が家の暮らしに慣れてきて…

公園を走り回って大はしゃぎして、甘えて寝ころぶティップ

家の中でゆっくり過ごしたティップ

ティップは本当に可愛くて、優しくて、良い子だった。
何度でも言う。
ティップ、本当に本当に、ありがとう。