【 保護犬:ハッチ日記 】

成犬の保護犬、里親日記

診断

2009-05-12 | 保護犬ティップ
いろいろあって、気持ちが落ち込んでいた。
というのも、
5月8日、犬の登録変更も兼ねて動物病院へ
ティップを連れて行った際、
お医者さんから
「フィラリア陽性」と、診断されたからだ。

フィラリアは、蚊に刺されることで発病する病気で
心臓などに寄生し、血管を詰まらせる。
多くの犬の死亡原因にもなっている。
そのフィラリアにティップはかかっている、と診断された。
我が家に来る前から発病していたようだ。
この診察の結果を聞いて、本当にショックだった。
治療方法は、毎月1回薬を服用すること。
それを4~5年続けて下さい、と言われた。

ティップにとっても私たちにとっても辛い診断結果だった。
ごく稀に、薬による副作用で死んでしまう犬もいると聞いた。
もし、万が一にもティップが薬によって死んでしまったら
徳島からここへ連れて来たこと
ティップにとって、本当に良いことをしたのだろうか…
自分の産まれ育ったであろう土地にいた方が良かったのだろうか…
何度も自問自答し、師匠とも話し合った。

何度も話し合った結果、
「ティップを我が家で治療していこう」と、そう決めた。
これが一番良い選択だったのか、そんなこと分からない。
ただ、今出来ること、
ティップを家族の一員として迎えたからこそ
「絶対に治そう!!!」ただそれだけだ。
ティップ、我慢して薬をのむんだよ。

可愛いティップ

ティップ、頑張ろうね!

(5月9日撮影)