【 保護犬:ハッチ日記 】

成犬の保護犬、里親日記

骨ガムで険悪に…

2009-05-19 | 保護犬ティップ
5月14日、午前中は「公園と川」へ遊びに行って大満足だったのに、
夕方の散歩後、何気なく
ペットショップにてサービスでもらった骨ガムを
初めてティップに与えたところ…
最初は興味をしめさなかったのに
しばらくすると突然、ティップの野生本能に火がついてしまった。

歯をむき出しにして骨ガムを噛むティップ。
そして…
こちらが驚くほど骨ガムに執着。
一度で食べきれなかったので、骨ガムを大事そうにベッドに隠す。
あきらかにティップの様子が激変してしまった。

いつもの可愛い、お利口なティップでなく
骨ガムを守ってこちらを睨む始末。
あまりにも骨ガムに固執するティップの様子を見て、
師匠が骨ガムを「今日は、もうおしまい!」と
ティップから取り上げようとしたところ、
事もあろうか師匠に対して「ウ~ゥ…」と唸り声を出したティップ。

事態が急変したので、これは骨ガムを取り上げるべきと判断。
少し時間を置いた後、他のおやつを与える隙に骨ガムを取り上げ、
匂いの染みついたマットも洗った。
しばらく不満そうにしていたティップだったけれど、
これは仕方ない。
もちろん骨ガム自体が悪いのではなく、ティップとの相性というか
遊びの範囲を大きく超えてしまっていたのが原因。

何でも好きな物を与えるだけが良いとは思わない。
飼い主である私たちが手に負えなくなったら、ティップを飼えない。
はじめてティップが反抗し、
険悪な雰囲気になってしまった。
ティップも私たちも大きなショックを受けた。
ティップとの生活は、前進ばかりでないとつくづく感じさせられた。
まだまだ手探り状態だ…