山の休日トレッキング

近畿の山をメインにブラブラと歩いています。

比良釈迦岳(大津ワンゲルより山頂、八雲ヶ原、ダケ道下山)

2023-04-20 21:43:51 | 山歩き

前回13日に堂満岳を訪れた際にシャクナゲが咲き始め、今年は爆発しそうな雰囲気を
持っていたので、釈迦岳のワンゲル道やダケ道はピークになっているのではと出動!
もう一つの目的はこの時期のお気に入りオオバキスミレをゲットすることである。
花音痴であるがスミレ好きの我が身、此方の方か真の目的かも!
午前7時10分に我が家を発進し、国道一号線、名神、湖西道路を走り、道の駅「妹子の郷」で
行動食と昼のご飯を手配、登山前の定番儀式も済ませて8時40分にイン谷口へ到着。

山行日:2023年4月20日
天候:晴れも気温が高く霧発生
メンバー:単独

本日のピーク 釈迦岳

本日の花1 シャクナゲ

本日の花2 オオバキスミレ

本日の花3 イワカガミ

本日の花4 フデリンドウ


本日のルート
大津ワンゲルP(8:50)→雄松山荘道出合(10:14 10:20)→イチョウガレ→
釈迦岳(11:55 行動食 12:10)→カラ岳→比良山荘跡→八雲ヶ原(13:01 ランチ 13:31)
→北比良峠(13:48)→(ダケ道)→大山口(14:53)→大津ワンゲルP(15:23) 
ルート図

行動時間:6時間33分 歩行距離:9.9km

登山口より小橋を渡りワンゲル道へ入って行く。
三年前に下りに利用しているが、登りに使うのは五年ぶりになるかな!
イン谷口から釈迦岳までは標高差700m程の直登となり、加齢による体力と脚力の衰えより
ここしばらくはこのルートを使うのは避けていたが、シャクナゲ当り年の魅力に勝てずチャレンジ!
以前に比べると倒木等も少なく、新しい標識も表示されている道をゆっくりと登ってゆく。
足元に咲くスミレ、イワカガミを愛でながら30分程登ると花を満載した一本のシャクナゲの木と出会う。

大津ワンゲル登山口・倒木をくぐったり、跨いだり

新しい標識・一本のシャクナゲ


このシャクナゲの木に花があれば、上部の群生地に花があると判断している目安の木である。
良し!良しと思いながら石積・窯跡まで登るとミツバツツジがきれいな彩りを見せてくれるが、
今日は気温が高く、朝より発生している霧が山全体を包んでおり、なんかぼーっとした感じ!

霧の登山道・ミツバツツジもぼんやり

石積・窯跡(昔の人はすごいと思う)


石積跡を過ぎると道は徐々に傾斜を増していくる。
霧は相変わらずで、最近軟弱登山を繰り返している脚はスムーズに動かず何度も立ち止まる。
登山道脇に群生を作りだしているイワカガミに励まされるようにして雄松山荘道出合へと登り着く。

傾斜を増す登山道

急登が続く・雄松山荘道分岐

励ましてくれたイワカガミの群生

ピンク・シロ


出合に着いたとたん目の前に満開のシャクナゲが・・・テンションが一気に上がる。
ザックを投げ出すようにして押すだけカメラで撮影タイムのスタート!
ここからはしばらくシャクナゲの群生が続き、登山道の左右に咲く花をパチリ!パチリ!
霧を晴れてと願いながら標高を上げてゆくと、天に願いが通じたのか次第に光が届きだす。
これで未熟な腕でもカメラの性能で少しはきれいに撮れるかなとさらにパチリ、パチリ、パチリ!

ワンゲル道シャクナゲ三昧




撮影トレッキングを終えてイチョウガレまでくるとお腹がグー!
完全にシャリバテ傾向になっており、ここでガレの登りに備えて休憩タイムでバナナを頬張る。
イチョウガレは見た目は急であるが、ロープと木の根でガッチリとフォローされており、
ホールドとスタンスも取りやすく、三点支持の基本を守れば意外と簡単に通過できる。
抜け出ると視界が大きく広がり、イワカガミのお花畑をゆくと旧リフトからの道と合流する。

イチョウガレ


イワカガミのお花畑(見頃はもう少し先)・リフト道との合流点


ここまで来ると山頂まではあとわずか!
クロモジ咲く快適な二重山稜を進み、ルート脇に咲くスミレを観賞して山頂を踏む。
コンビニで手配してきた行動食用のパンをパクパクしてエネルギーの補給をする。

二重山稜・釈迦岳山頂


ワンゲル道で想定外の時間を消耗し、遅れを取り戻すように急ぎ脚で巻道分岐、カラ岳を通過。
八雲ヶ原へ続く遊歩道をセッセと進む。途中に咲くシャクナゲ、イワウチワはもちろんパチリ!
元ゲレンデ跡を武奈ヶ岳を目線に捉えて降り、石テーブルで待望のランチタイム。

アンテナのあるカラ岳・新しい山名板

北比良、八雲ヶ原へ続く遊歩道・崩壊地あり

元ゲレンデ跡より武奈を望む

イワウチワ


コンビニ弁当を食したあと、昨年よりしっかりと咲いているオオバキスミレを
腰の痛みを我慢して寝転んでパチリ! キスミレはやはり存在感抜群であると思う。
B面の目的を無事達成し、くまさん道より北比良へと登り返す。

オオバキスミレ(今年は北比良峠でも)

北比良峠(琵琶湖は霞んでパチリパス)


シャクナゲ、スミレ、イワウチワに満足し、最後はフデリンドウでトレッキングを締めようと
ダケ道を急ぎ脚で降ってゆくと、そんなに早くは下らしませんよとシャクナゲがワンゲル道以上の花盛り!
観賞とパチリを繰り返し、結局1時間強かかって大山口へと下山。

ありじごく上部のトラバース道・良く整備された道が続くダケ道

途中の休憩ポイントカモシカ台・大山口

てんこ盛りシャクナゲ



フデリンドウ群生地ではもう萎んでいるだろうと思っていたが、なんとか開いており
B面プラスワンの目的花をゲットでフラワートレッキングを締めることができた。
ピンクに染まっていた目もブル―で中和され良しとしょう!

フデリンドウ

本日出会ったスミレ属
タチツボスミレ・ファミリー

シハイスミレ・フイリシハイスミレ?

マキノスミレ?・ニョイスミレ


次はヤマブキソウ・イチリンソウそれともヤマシャクヤクかな? 完

 

 

 


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ワンゲル道のシャクナゲ (chika)
2023-04-21 20:31:59
山の休日さん、こんばんは
今年はシャクナゲの当たり年と言うことで即大津ワンゲル道にも向かわれたのですね。
10年程前までは私もシャクナゲを見にいつも登っていたので、今も変わらないコースの写真が懐かしいです。
この日はめずらしく霧が湧き、炭焼き窯跡や岩尾根のコースが幻想的ですね。
イワカガミに励まされて登られた雄松山荘道出合のシャクナゲは、期待通りにいっぱい咲いていてテンションアップ!
淡いピンク色の花がとっても綺麗ですね。
イチョウガレをヒョイヒョイ軽快に登られて釈迦岳へ・・続きを楽しみにしています。
八雲ヶ原のオオバキスミレとダケ道のフデリンドウにも出会われて目的達成ですね。
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比良へ花巡り! (しーちゃん)
2023-04-22 06:24:52
山の休日さん、おみ足も文章も軽やかにお運びですね。
イワカガミがピンクと白も咲いてラッキーでしたね。オオバキスミレとも再会。
さすが「下りのキング」!
ダケ道でシャクナゲをゲットされながらもフデリンドウに間に合っておられます。
ユーモアあふれるレポートで一緒に歩かせていただけました。
ありがとうございます。
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いつもありがとうございます (山の休日)
2023-04-22 18:05:09
chikaさん こんばんわ
いつもコメント下さりありがとうございます。
久しぶりのワンゲル道でバテましたが、シャクナゲの爆発に満足してきた次第です。
ダケ道のシャクナゲもびっくりするくらいに花を付けていましたよ!
オオバキスキレもフデリンドウも今年は咲くのが早く、たくさん咲いていました。
是非登って下さいませ。
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Unknown (山の休日)
2023-04-22 18:10:24
しーちゃん こんばんわ
いつもお寄りくださりありがとうございます。

今年の比良は花盛りですね!
ワンゲルでは相当バテましたが、シャクナゲ、イワカガミに背中を押してもらいました。
オオバキスミレはたくさん咲いていましたよ!
フデリンドウは少し焦りましたが、なんとか間にあった次第です。
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天然の石楠花はすてきです。 (摩耶山さん歩)
2023-04-23 10:20:10
目的の黄スミレ 石楠花も大歓迎ですね。
イワカガミも ご挨拶。
やはり 比良はいいですね。
私は植物園で 会ってきましたが、
沢山ありすぎて、あはは。
お疲れさまでした。
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今年は当たり年かな (山の休日)
2023-04-23 22:52:08
てるみさん こんばんわ
今年の比良は、シャクナゲ・キスミレ・フデリンドウとも皆負けじと咲いていました。
最後はシャッター疲れを感じた次第です。まあ贅沢な悩みですが!
もう少し花巡りを続けます。体力が心配ですが!
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