比良奥の深谷、八雲ヶ原で花散策

そろそろマツムシソウ、ウメバチソウが咲きはじめているのではと比良へ出動！
足底腱膜炎で悩まされている踵の痛みがましであれば武奈にもと早めの5時40分に我が家を発進。
湖西道路「妹子の里」で昼ごはんを手配して7時前にトイレ前駐車場に到着。

山行日：2022年9月11日
天候：晴れ時々雲、しとしとあり
マンバー：単独　八雲ヶ原で登山隊のヨネちゃん、Ｉさんと合流。

今日の花1　キタヤマブシ（トリカブト）

今日の花2　ワレモコウ

今日の花3　ヒメシロネ


今日のルート
トイレ前Ｐ（07：03）→金糞峠（09：18）→八雲ヶ原（10：18　散策＆ランチ　13：24）
→北比良（13：41　14：00）→大山口→トイレ前Ｐ（15：50）
ルート図


準備をして大山口に向けてコンクリの轍あとを歩き始めると・・・踵がやはり痛い！　
お医者さんからはしばらく激しい運動は避けるようにと指導されているので、
この時点で早くも武奈山頂は無理とあきらめる。
足をごまかすようにしてモミジのトンネル、大山口を通過、水場で一息。

駐車場（7時で満車状態）とイロハモミジのトンネル

大山口と水場


少し遅れて入山されている登山隊のヨネちゃんとＩさんがそのうちに追いついてこられるだろうと
イワキボウシをパチリとしながらカニ脚で青ガレへと登ってゆく。
ツルニンジンをパチリとして青ガレに取り着く、平坦な道より斜面を登るほうが踵の痛みは無いようである。
ミヤマウズラはすでに化粧を落としておりパチリは遠慮させてもらう。
アケボノソウの成長具合を確認して、休憩がてらに登山隊の到着を待つことに！

青ガレ全景とルート

出会った花達
イワキボウシ・ツルニンジン

ヤマジノホトトギス・ヤマトウバナ

＊アケボノソウは開花まで10日はかかりそう！

やがて追いついてこられた登山隊に引っ張ってもらうようにして金糞峠に着く。
登山隊はコヤマノ岳経由で武奈を目指されるとのことであり、ご一緒したいのであるが、
迷惑をかけるといけないので、八雲でブラブラしてますと奥ノ深谷取り付きで見送って八雲ヶ原へ。

正面谷上部を順調に上られる登山隊


奥ノ深谷は沢沿いに平坦な道が続き、シニアにとっては快適なトレッキングルートであるが、
息が上がりバテ気味になった正面谷よりも踵へと負担が大きく、全くペースがあがらすヨタヨタ！
トリカブトはなんとかゲットするも期待していたツルリンドウ、ツルニンジンの花もなくテンションが↓

奥ノ深谷ルート

橋が崩壊している場所や流されている場所もあるが、水量が少ないので迂回は簡単にできる。
キタヤマブシ


折れそうになる心を励まして、ウメバチソウは咲いていてくれるだろうと湿原へ。
崩壊寸前の木道を慎重に渡り、ウメバチソウを探すも蕾ばかりで花はまだ無し。
昨年は同時期に咲いていたのであるが・・・開花に合わせるのははむつかしい！
咲き残りのサギソウとミミカキクサ、ヒメシロネをパチリとして石テーブルでザックを降ろす。

高層湿原

サギソウ（これで最後かな９

ミミカキクサとヒメシロネ


たっぷりと時間があるのでまずテーブル廻りを散策し、咲き残りのカワラナデシコをパチリ！
花を探しに元スキー場ファミリーゲレンデ跡を上部まで絨毯作戦で徹底的に散策する。
結局目的のマツムシソウ、オオバキスミレは見つけらず、ネジバナとハギ、オトギリソウに
ワレモコウ、ヘビの抜け殻だけであった。テンションは↓の三連発となる。
石テーブルへと戻り、ランチと昼寝をしながら登山隊の到着をのんびりと待つ。

カワラナデシコ

八雲ヶ原

ハギとメドハギ？

オトギリソウとワレモコウ

ネジバナとノギラン紅葉


そうしているうちに武奈より下山されてきたヨネちゃん登山隊と再会。
今度は６つの目で湿原と八雲ヶ原を再散策・・・Ｉさんがオオバキスミレを見事に見つけてくれる。
流石花好きのＩさん、感謝です。

キタヤマブシ激写中のＩさんとサギソウスマホ撮影のヨネちゃん

オオバキスミレとゲンノショウコ


北比良峠へと登り返し、登山者の方に集合写真をお願いしたあとダケ道を大山口へと降る。
ダケ道は踵に相当の負担がかかったが、登山隊の二人がゆっくり歩いてくれ痛みもそれほど無く無事下山。
ヨネちゃん、Ｉさんご配慮ありがとうございました。
仕上げに比良駅のほっとすてーしょんでブドウのカキ氷を賞味して本日の花巡り山行を終える。

北比良より琵琶湖展望と集合写真

退屈なダケ道からのプレゼント・・・純白のヤマジノホトトギス

完