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思ったよりきつい九鬼山(2021年11月12日)

2021-11-13 08:01:19 | 山日記

中央線沿線、大月の近くにある九鬼山に登ってきました。山仲間2人といっしょです。

最初は、富士急を使って禾生から登り、田野倉へくだる予定でしたが、電車が遅れていたことに気が付かず、トイレによっている間に行かれてしまいました。(泣)

そこでタクシーで田野倉駅の近くのコンビニまで行ってもらい、そこで昼食などを整えて予定の逆コースで登りました。

写真は、そのコンビニから見た九鬼山です。

国道を少し富士山方面へと歩き、途中から脇道に入りました。用水路のわきを歩き、踏切をこえると車道にぶつかります。そこを左手へと登っていきます。一段上には駒橋発電所へとひかれている発電用用水路があり、水がとうとうと流れていました。

道はすぐに山間に入っていき、九鬼山の小さな標識が右を流れる沢を渡るよう指示していました。

そこから尾根に登りつくまでしばらくは急登が続きました。足元は枯れ葉がいっぱいです。10時登山開始です。

尾根にでて歩きやすくなると、すぐに桂川の谷をみわたせる場所がありました。登山口から20分あまり。奥には富士山が。でも天気予報通り、山頂付近だけが雲に隠れています。

道は平らで歩きやすい部分と次の段へと登る急登の部分を繰り返しながら高度をあげていきます。

だんだん木々の葉の色つきが濃くなってきました。

途中一服しようと倒木に腰を下ろして見上げるとカラマツがきれいに色づいていました。

休憩した場所から平らな尾根を少し歩くと愛宕神社コースとの分岐点にでました。

そこに立つ標識にはそこから頂上まで50分と書いてあります。地図を見て感じていたより余計にかかるなと思ったら、そこからは急登の連続でした。

30分ほど登ると天狗岩の標識があって「3分、展望がいい」と書いてあったので行ってみました。

天狗岩という名前にしてはこじんまりした岩があり、しかし雄大な景色が広がっていました。

さらに急登は続きます。少し広めの尾根をジグザグに登っていきますが、足元は落ち葉に埋もれています。特にところどころにあるホウノキの下には大きな落ち葉が固まって落ちていました。

そして頂上が近づくとロープが張られた道を直登していきます。

急登が終われば頂上はもうすぐそこです。天狗岩から20分。

頂上は北側が開けていて奥多摩、奥秩父の山々が一望できます。南側は杉林ですが、何本か間引きされていて、その間から富士山が望めました。

相変わらず頂上だけは雲の中。

昼食休憩をおえるころ見ると少し雲が少なくなって頂上の稜線が見えました。

大月付近の低山のむこうに雲取山から飛龍山、南大菩薩の山々が連なっています。

その山の連なりの西のはずれに滝子山が見えました。

この日は帰ってからの予定があったので、食事が終わると帰り支度です。

山頂近くの急坂部分も下りはあわてず歩けばそう危ないこともなく順調に下れました。

分岐点からの愛宕神社コースは、古くからの登山道らしく、とても歩きやすい道でした。そして愛宕神社の脇をぬけて里に飛び出しました。

あとは壬生駅まで歩くだけですが、途中に明治40年につくられたというレンガ造りの水道橋がありました。登るときに見た駒橋発電所に送られる水がこの橋の上を流れているのです。

登りに苦労した割には下りは順調で、頂上から登山口まで1時間10分あまりでくだってきました。

今回の九鬼山は以前に投稿した秋の計画の第一弾なのですが、本当は倉見山を考えていたのです。でも帰宅後に予定が入ってしまったので、行程の短い九鬼山に変更しました。今シーズン中に倉見山にも登りたいと思います。

 

 


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