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八上白兎神社Ⅱと全国神話伝承他

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目印の山

2010-03-27 09:24:00 | 八上の遺跡
  昨年末、ブログで、八上の朝日山=八頭町山上の山を紹介しました。少し稜線に手を加えて、三角形にしたものとおもわれます。
 こちらも、八上の郡家方面から見事な斜めのラインが印象的に見えます。おそらく、日没、日の出の山として、目印となるように、稜線を加工したものと思われます。
 この写真は道の駅清流茶屋かわはらより遠望したものですが、この道の駅も白兎夏至・冬至ラインに位置しています。この山の右手に小高い山があり、それが簗瀬山(やなせやま)、山頂に八上姫の陵墓といわれる嶽古墳があり、その脇の曳田(ひけた)川の右手に賣沼神社の杜が位置しているのです。

 

門尾の白兎神社の幟(のぼり)

2010-03-24 13:13:00 | 八上の遺跡
  郷土史研究家の新誠さんから情報をいただきました。
 八上の白兎神社の氏子集落の一つ、門尾が保存している白兎神社の幟です。
幟の上には菊のご紋と五三の桐が施されています。
この組み合わせは石破洋教授のお話によれば、皇室ではこの2つをもともと紋章として使用されていたものだそうです。
 驚きの発見続出ですね。



若桜神社

2009-06-25 13:17:00 | 八上の遺跡


 若桜神社です。国常立命を主祭神としています。境内の雰囲気が、奈良県の玉置神社とよく似ています。
 玉置とは豊受大神のイミナ、タマキネが由来でしょう。三重県伊勢市の隣にも玉置郡があります。
 これらの名称の関連性に関してもホツマによってしか理解できないものです。

若桜 天照大神の腰掛け石

2009-06-16 23:55:00 | 八上の遺跡
 記載が遅れましたが、6月10日の日本海新聞にまた衝撃的な記事が掲載されました。すでにコメント欄で紹介されていましたが、実際の記事を見て改めてその価値の大きさに感銘しました。
 若桜町舂米に天照大神の腰掛けられた石があるという伝承がありました。そして最近になって、どうやらその伝承のものと思われるさざれ石が発見されたのです。これはすごいことです。天照大神が八上に行幸された、そのお帰りのときにお通りになった氷ノ越えの道の途中にある石はさざれ石で、付近の石とは全然異なった様相であるそうです。ほぼ間違いないでしょう。
 発見されたのは地元の川戸弘美さん。2007年6月、登山道を歩いている時に発見されたということです。ちょうど拙著が出版される直前、筆者が、天照大神の御製が残っていることを知ったほんの1ヵ月後であることも不思議なタイミングです。これもシンクロニシティーです。
 川戸氏は以前、伊勢道を天照大神がお通りになったとき、腰掛けて一服された岩があるという話を、地区のお年寄りから聞いたことがあったそうです。そして川戸さんはそれと思われる岩を発見され、地元の活性化にも役立てたいという気持ちから、標柱を作成されて、周辺を整備されました。
 やはり、地元の古老の方からの言い伝えはとても貴重です。
 また新たに天照大神の八上行幸伝承を裏付ける物証が出てきました。
八上、因幡は全域で連携して、この天照大神伝承をしっかり顕彰していきましょう。
 何度も繰り返しますが、天照大神の伝承がこれほど広範囲にしかも明確な物証を伴って残っているところは全国を見回してもありません。しかも白兎が大いに関わっているのです。
 この伝承は、天照大神の実在を明かす大変重要な、これまでの神話研究に大きなインパクトをもたらす価値あるものです。