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Ammazzare il tempo

小暮写眞館 上・下

2013年11月20日 14時13分57秒 | 
久しぶりに宮部みゆきの本を手に取りました。
題名は「小暮写眞館」
この「眞」、「しゃしんかん」からの変換ではすんなり出ないのですね。

この本を読んでいる途中に、子どもの頃に学校の図書館で借りた「五月三十五日」と「名探偵カッレくん」という2つの小説を思い出しました。
文章のリズムが似ているからかな。
子どもの頃から読書が好きだったので、この人生でかなりの冊数を読んでいると思います。
でも、どうして「五月三十五日」と「名探偵カッレくん」のことを思い出したかと言うと、最後まで読まなかった本当に数少ない本のうちの2冊だからです。
このときに思ったこととは、「図書室で借りると、期限が迫ったら本を返さなくてはならない。お金を出して買えば、マイペースで読書ができる。」でした。

閑話休題、「小暮写眞館」を最後まで読みましたが、想像していたより幼稚な物語でした。
それに作家の自己満足型の文体には、少々辟易させられました。
今までに読んだ宮部みゆきの本の中で、一番退屈でしたよ。
と、このブログ記事を書き終わりたかった・・・

しかし、宮部みゆきの筆力がそれをさせてはくれません。
この本、読んだことを一生忘れないだろうなあ。


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