今週はチューリップ賞もあります

今週は4重賞。牡馬は皐月賞トライアルの弥生賞、牝馬は桜花賞トライアルチューリップ賞があります。チューリップ賞といえば、石山JKですね。去年の有馬記念でドリームパスポートの鞍上が高田JKになったことでいろんなトラブルが起きたことはすでにこのブログでもいろいろ書きました。で、なぜチューリップ賞で石山くんなのかというと、98年のチューリップ賞でデビューから3連勝でチューリップ賞に臨んだ後の桜花賞馬ファレノプシスは石山君で3連勝を飾っていました。若手の石山君は自厩舎、浜田厩舎のファレノプシスが入厩以来調教から追い切りまで全て跨ってきたのですが、3連勝でトライアルとなればいやがおうにも厩舎側もクラシックを意識してしまいます。ここで実力ジョッキーに乗り替わることはよくある話なのですが、浜田調教師の答えは石山続投。断然の1番人気のチューリップ賞でしたが、誰がどう見ても騎手の腕の差4着。当然ながら続く桜花賞では武豊JKに乗り替わり。しっかり桜花賞馬となりました。
石山君はファレノプシスの2年後再び牝馬クラシックをとれそうな有力馬と出会いました。サイコーキララです。この馬はデビュー4連勝で桜花賞トライアル4歳牝馬特別まで勝ち続けたのです。浜田調教師も今度こそと思ったのでしょう。桜花賞も続投でした。結果はやっぱり4着。やはりクラシックとなると若手ジョッキーではなかなか勝てないってことですね。
ところで2年前のチューリップ賞を勝ったアドマイヤキッスが昨日疝痛で亡くなりました。SSにキッスパシオンという血統で結構好きな馬だったのですが、とても残念な結果となりました。ご冥福をお祈りします。
そういやアドマイヤの馬に武豊はなぜ乗らなくなったのでしょう。きっと近藤オーナーとの間に何かがあったのでしょう。誰かご存じの方いらっしゃいますか？