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モダニズムだけじゃない建築ブログ

お蔵出し決定版 その28(2006年 3月 東京都)

2009年02月10日 22時19分47秒 | 建築
 建築設備の授業において、雨水貯留槽の紹介の際にお世話になる「江戸東京博物館」である。この建築の地下部分に巨大な雨水貯留槽が有って、トイレの洗浄などに利用されている。
 
 現場監督時代最後の現場は、両国の現場だった。この江戸東京博物館を皇太子、皇太子妃両殿下が視察される際、自分の現場の前の昭和通を通られた。警察より工事中断のお達しがあり、職人さん達と一緒になって雅子様に手を振った。雅子様が歩道側にお座りになっていらっしゃった。両殿下のお姿を拝見することが出来たのは良い思い出となっている。

 今年、国立西洋美術館の「ルーブル美術館展」と同じ時期に「手塚治虫展」がここで催される。手塚作品と言えば・・・サンダーマスク・・・。

「江戸東京博物館」
設計者:菊竹清訓 竣工:1992年 東京都墨田区横網1-4-1