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モダニズムだけじゃない建築ブログ

お蔵出し決定版 その29(2007年 1月 ローマ)

2009年02月19日 23時42分50秒 | 建築
 越後妻有アートトリエンナーレは3年に一度開催される。だから“トリ”エンナーレ。「サンタ・マリア・イン・トリビオ教会」は三叉路に位置する。それで“トリビオ”である。写真には写っていないが、恐らく後年に建てられたであろう、背後の建築に取り込まれたようなファサードである。ちょっとがっかりであったが、有名なAntonio Gherardiによるフレスコ画や、その他の絵画、内部の装飾などは、さすがローマである。建築自体はバロック様式で、背後の建築を見なければ、これも素晴らしいものであった。

 さて我が北海道でも中札内村で2年に一度の「北の大地展ビエンナーレ」が開催される。大きな芸術祭になって欲しいと思う。

「CHIESA DI SANTA MARIA IN TRIVIO」
設計者:? 竣工:1575年 ローマ市内