**アカシアの木蔭で**

流れていく時間と逆らわずに流れていく自分を、ゆっくりペースで書いて行こうと思います

ツバメの雛

2005年07月19日 | 生活
仕事帰りに、娘と同じバスに乗り合わせました。
海と同じ産院で病室も同じ、小学校も同じクラスのしゅうくんのママも、です。
今日は特別な日なのかしらね~なんて 話しました。

バスを降りて 目の端を黒いものがバスの風に吹き飛ばされました。
ごみ?・・・いいえ、ツバメの雛です。
まだ産毛が残っている雛が よたよたと車道を歩いていたのです。
「・・どうしよう?」花が訊ねました。
巣が傍にあるのなら戻そうと思いましたが、見つかりません。
心当たりの巣は もう空っぽでした。

・・・気付かなかったことにする勇気と 保護する勇気・・・
結局、動物病院に連れて行きました。
まだ一人でエサを採るほど成長していない。
たぶん他の兄弟に追い落とされたか 間違って落ちたか・・・。
育ててやら無い限り このまま衰弱して死んでしまう。
もしかしたら保護しても 上手くいかないかもしれない。
そう診断されて 娘が連れ帰りました。

しょうがない。努力してみよう。

小さなかごにティッシュを敷いてホッカイロを置きます。
エサはミルワームにビタミン剤を用意して
カルシウム餌も買いました。
まだショックが続いているのか、餌をねだりません。
目の前でピンセットを振って やっと5匹食べました。
明日の朝まで とりあえずがんばれ!
 

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