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**アカシアの木蔭で**

流れていく時間と逆らわずに流れていく自分を、ゆっくりペースで書いて行こうと思います

か、帰っちゃうの?

2005年02月18日 | 病棟
今日は休診日。病棟は 看護婦と助手さんが一人づつで面倒を見ます。人手がないので 清拭や食事伝票書き・指示受け・薬出しなどはしなくてもいいように、前日のうちに済ませておきます。ですから、急変・急患がなければ 比較的ゆっくりと患者さんの看護が出来る日でもあります。責任が重いし急患でも入ると一人でこなさなくてはならないから大変・・・と言う人もいますが、わたしは案外好きな勤務なんです。
 外来は休診ですが、先生は休まず顔を出すので 必ずといっていいほど患者さんが受診にみえます。今の時期だと 下痢や吐き気が止まらない・インフルエンザの高熱・血圧が上がった・・・など、3、4人は来ています。状態によって 外来で点滴をしたり、病棟の空きベットで半日ほど経過観察したり、休日オプションというところでしょうか。
 今日のオプションはスペシャル。入・退院が一名づつの予定でした。・・が、入院予定のおじいちゃん、来るなり「わしゃ、家に帰るために他の病院を出てきたんじゃ!!入院などせん!!」 肺炎の治りかけでしたが 他の病院が気に入らなくて、当院に転院するから・・といって無理矢理退院してきたようです。「手を振りゃあ見える距離だ、明日から毎日ネブライザーに通う。一回10分は長いから 5分かけてもらえばいい」 なんて自分の治療計画まで勝手に立てて帰っていきました。
 「まあ、あれくらい元気なら外来で面倒見ましょうか・・・・は、は、は」と力なく笑う先生。・・・ちゃんと分かってますって。休日に入退院の予定をいれたからと、昨日は「先生、ひどい!意地悪!病棟のことちっとも分かってない!!」なんて責められたんでしょ?それでも患者さんのことを優先して 押し切ったんでしょ?今回は空振りでしたが、ドンマイ、がんばっていきましょうね、先生!!!


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