ショートステイでやってきていた富さん、家に帰る日になりました。
なるべく長い時間預かって欲しいという家族の希望もあり、
三時半に病院を出て家に送り届けます。
準備は万端、忘れ物もないし薬も二週間分持たせた。
・・・けれど、ああまた始まった。
「もう帰れと言うのかい?
そんな話は聞いてないよ!
あんたあたしを追い出そうって魂胆だね?
あたしが何したって言うんだい!
年寄りだと思って だます気か!!」
・・・・杖、振り上げちゃってます。
なだめつすかしつ玄関へ連れて行くと、先生に挨拶しないと帰らないといって動きません。
しょうがないので外来に顔をだしたら やってくれました。
「せんせ~!!この鬼看護婦が病院から出てけ~って言う~!!
助けてくださ~い!あたしゃなんにも悪いことしてないのに!鬼~!鬼~!」
まあ、外来の患者さんたちも半分笑ってましたけどね。
そんなに来るのが楽しみなんですかね。
なんの娯楽施設もなく、日に二回お茶タイムに付き合うだけなのに。
わたし=鬼看護婦、定着したらどうしよう。
帰ってきたら、おなじみの患者さんに
「いよっ!鬼看護婦のお帰りだね?」って ニヤニヤされちゃったよ。
なるべく長い時間預かって欲しいという家族の希望もあり、
三時半に病院を出て家に送り届けます。
準備は万端、忘れ物もないし薬も二週間分持たせた。
・・・けれど、ああまた始まった。
「もう帰れと言うのかい?
そんな話は聞いてないよ!
あんたあたしを追い出そうって魂胆だね?
あたしが何したって言うんだい!
年寄りだと思って だます気か!!」
・・・・杖、振り上げちゃってます。
なだめつすかしつ玄関へ連れて行くと、先生に挨拶しないと帰らないといって動きません。
しょうがないので外来に顔をだしたら やってくれました。
「せんせ~!!この鬼看護婦が病院から出てけ~って言う~!!
助けてくださ~い!あたしゃなんにも悪いことしてないのに!鬼~!鬼~!」
まあ、外来の患者さんたちも半分笑ってましたけどね。
そんなに来るのが楽しみなんですかね。
なんの娯楽施設もなく、日に二回お茶タイムに付き合うだけなのに。
わたし=鬼看護婦、定着したらどうしよう。
帰ってきたら、おなじみの患者さんに
「いよっ!鬼看護婦のお帰りだね?」って ニヤニヤされちゃったよ。