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工房アパート時々倉庫

仕事半分、趣味半分。

コレがコレになります

2022年02月14日 | 作品作り
今回は片岡球子さんの富士山シリーズの真似です。
だいぶ昔のTV番組で富士山をスケッチしているところを見たことがあります。

よく覚えてはいませんがド迫力でスケッチするオバチャン(失礼)だったような。
そのころは球子さんの事など何も知らなかったのに何故か気になる女性でした。

なので、図書館で球子さんの画集は良く借りて眺めていました。
ついでに熊谷守一さんも気になるヒゲジイサン(マタマタ失礼)でした。

さて、その球子さんの真似ですが、まずはハガキ画用紙にテキトーに
グワッシュ絵具で色を塗りたくってみます。



そしてまたまたテキトーに黒の絵の具と固まった油絵筆で
乱暴に太い輪郭線を引いてみます。



後ろに見えるホンモノとは似て非なる絵ではありますが
今回はこのシリーズを4枚真似させていただきました。

それぞれの出来栄えはさておき、
描いているときは何故かスカッとした気分になりました。











HB0.5➡2H0.3

2022年02月04日 | 作品作り
本日の内容はタイトルの通りシャープ・ペンシルの芯について。
確か宅急便は宅配便、シャープペンシルは確かメカニカル・ペンシルだったような。

因みに、某N〇Kでは市外局番「東京03」は絶対に「とうきょうゼロさん」
とは言わず、しっかりと「とうきょうレイさん」と言うのは流石です。

そんな事よりも、このコロナ過の中で久々の高額商品を買いました。
清水の舞台から飛び降りて産寧坂をゴロゴロと京都タワーまで転がった気分。

その商品がこの何ともメカニカルなフォルムの2Hの0.3ミリのシャーペン。
隣の黄色いのがウン十年も使っているHBの0.5ミリのシャーペン。



こうやって並べてみると何とも見た目の違いに言葉が出てこない。
それにしても黄色のシャーペンの何と汚いことか。

世界的にはこれだけ手垢まみれで薄汚れても捨てずに使っていたとはSDGsの鏡だ。
でも、最近マイブームのカーボン模写絵には筆圧に堪える細くて薄い芯が必需品。

なので、たまたま文具店で発見した今回の新シャーペンを買ったのです。
それも製図用などにも使えるという機能性謳い文句にやられてしまった。

結局、何事も形から入る癖のあるソウコオヤジは衝動買い。
さて、その使い心地は・・・

結論から申し上げますと、薄くて細いので元の絵に線が移りにくく
筆圧をかけても折れにくいのでカーボン用紙にぴったしカンカン。

こんな事ならば、もっと最初からこの芯を使っていれば良かった。
特に安西水丸さんのイラスト模写などには持って来いですね。

          

でも、HB0.5ミリの黄色シャーペンも捨てないよ。


















今年のクリスマス

2021年12月25日 | 作品作り
今年もAさんちもKさんちもクリスマスのイルミネーションが出ません。
半径500mでは新築の家でハシゴからベランダに登っているミニサンタさんだけ。

なんとも寂しいクリスマスではありますが、
当工房では例年通りのソーラーツリーが出窓から光ってます。

            

そして、玄関では貰い物のコンパネで作ったツリーとオーナメント。
いつもの天井裏から出してみたら、だいぶ傷んできまして・・・



特に藤の蔓で作ったリース部分はだいぶグズグズになっておりました。
工房の花壇の藤を剪定した時の蔓なので経年劣化はしかたの無いこと。

なんとか騙しだましで修理して一か月前から玄関につるしてみたものの
来年は作り直ししなければ・・・

昨日のクリスマスイブのディナーは

ごはん
葱と里芋の味噌汁
鯖と鰆の西京焼き
ナスとキュウリの浅漬け

因みに、当家は曹洞宗
来年は世界中が平和でありますように。





モンローとヘップバーン

2021年12月09日 | 作品作り
安野光雅さん、原田泰治さん、そして今度は和田誠さんのカーボン模写絵です。
東京では回顧展をやっているようですが、まだまだ躊躇してしまいます。

さて、今回模写するのは男優代表チャップリンにショーン・コネリー
女優代表でマリリン・モンローにオードリー・ヘップバーン。

週刊文春の表紙でお馴染みのワダさんですが、映画が大好きだったそうですね。
大学時代は名画座に通っていたソウコオヤジの愛読書は「お楽しみはこれからだ」。

なので昔を思い出しながら模写を開始、彩色は不透明水彩絵の具を使用。
そういえばヘップバーンとローマ字のヘボン先生が同じ綴りだと知ったのは・・・



今回は顔を似せるために上の写真のように顔の部分を切って慎重に模写しました。
それでも目の位置がほんの少しズレただけでも全くの別人になってしまう。



そして、完成したモンローがこれ。



更にヘップバーンがこちら。



残念!
自己採点するとモンロー63点、ヘップバーン40点。

こうなったら4人まとめてスチロール額に入れてみよう。
そうすれば多少似てなくても・・・



う~ん、どんなもんでしょうかワダさん?
今度はボギーにキャサリンの方のヘップバーンに挑戦しよう。

モーガン・フリーマンなんてのもあったら描いてみたい。







草むら用の筆

2021年12月01日 | 作品作り
要するに横着者です。
例のハラダさんの絵を模写していたら・・・。

背景に草むらがありまして、それを一々描くのがめんどくさいので
昔ソウコオヤジのオヤジが油絵を描くとき使っていた絵筆に小細工を。



全く使っていないし形見でもないので心置きなく手でポキッと折って
更に筆先をギザギザに切って歯ブラシのようにしてしまいました。



そして、この筆で草むらをザラザラと描いてみたところ
どうも想像していたのとは全く違う使い心地なのですよ。



よくよく考えてみれば、半分固まった古い油絵筆にグワッシュに画用紙。
相性の良くない道具+横着者=言わずもがなの結果。



それでも例の着せ替え額にいれてみれば
それなりに馬子にも衣裳。

もう、この筆は使いません・・・多分。
次回は丁寧に草むらも描きます。

追伸ーコロナが収まったら諏訪のハラダさんの美術館へ行ってみます。