山本一太知事と県職員が出演したコンベンション施設「Ｇメッセ群馬」（高崎市）のＰＲ動画が完成し、動画サイトのユーチューブなどで配信が始まった。２０日に開所を迎えるＧメッセ群馬を、いかに売り込むか－という内容。オーディションを経て出演したのは、職員９人とぐんまちゃん、さらにエキストラ９人も職員で、すでに閲覧回数は２万１千回を超えた。 動画は予告編と本編の全４話（１話約３分）、さらにメイキングもあり、「Ｇメッセ群馬プロモーションショートムービー」の頭文字を取り、「ＧＰＳ」と名付けられた。本編４話は、Ｇメッセ群馬のＰＲ方法を提案する職員に、山本知事が「そんなんじゃ、全然、だめなんだよ」とダメだしをするやり取りを、コミカルに描いている。フィクションだが、自宅で悩みながら案を練る課長、突っ込みを入れる妻や息子も職員で、何とか売り込もうという思いは伝わってくる。構想は昨秋、提案され、１２月にオーディションを行い演技指導やリハーサル、撮影に２カ月かけて完成した。藤橋誠監督以下、スタッフはプロが担い、製作費は約４２０万円。２月下旬に予告編を公開し、第４話とメイキングは３月２７日から公開されている。山本知事は試写会で「動画を通じて、全力を挙げＧメッセ群馬を素晴らしいものにしていきたい」と語った。Ｇメッセ群馬をめぐっては、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、今月１８日に予定されていた開所式典が中止に。同１８、１９日に開催予定だったオープニングイベントも延期が決定している。それだけに県では、どこでも閲覧できる動画の効果に期待している。※引用しました!