テレビ東京は28日、同局で定例会見を開き、フリーアナウンサーの福澤朗さんが起用されてリニューアルスタートした人気バラエティー番組「開運!なんでも鑑定団」について、高橋雄一社長は「大きな立て付けは変えていない。みなさんは(前司会の)石坂(浩二)さんに比べて福澤さんがどのくらい話すのかということに関心があったでしょうが、個人的には違和感なくスタートしたと思う。定着したパターンですし、うまく移行したかなと(思う)」と評価した。
また、石坂さんがBSジャパンでスタートさせた関連番組「開運!なんでも鑑定団 極上!お宝サロン」についても、高橋社長は「BSの番組も頑張ってらっしゃると聞いているので、全体的にうまくいった」とコメント。BSジャパンの小孫茂社長は「石坂さんも非常にイキイキと楽しんでいる雰囲気がある。それが視聴者にも伝わっているのでは。鑑定団とはひと味違った専門的な、これまでの鑑定団では、とても聞けないようなお話しまで聞ける枠になっている。じっくり育てて、長寿番組にできたら」と語った。
「開運!なんでも鑑定団」は、依頼を受けた「お宝」の歴史的、資料的、金銭的価値を専門家が鑑定すると同時に「お宝」に対する人々の思いも紹介する鑑定バラエティー番組。石坂さんが1994年の番組開始当初から司会を務めたが、今年の3月いっぱいで降板。プロデューサーとの確執から、約2年間、同番組で意図的に石坂さんの出演部分をカットされていたと報道された。※引用しました!