Sideway

「サイドウェイ」★★★

煮え切らない男と単細胞俳優のロードムービー。煮え切らない教師役でいえば、「25時」のフィリップ・シーモア・ホフマンといいとこ勝負。ワインのうんちくが出てきて、それが登場人物の心の模様に関係してたのかもしれないが、ふうん、それで？って感じ。主人公のようなタイプにあまり魅力を感じないせいか。マヤ役の女優はよかった。ほぼラスト近くまで主人公がうじうじしているので一体なんなんだこの映画は、一体何を言いたいんだ？と思ってたが、さいごはまあどうにかなってホッとした。ビターエンドはきらいじゃないが、主人公に興味がわかないとどうにもおもしろくないもんだ。

サイドウェイ 特別編 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン このアイテムの詳細を見る