教典046-050

046
更に大王國(ミッタライム)が「卑賤な文明」を継承しイタ帝国を滅ぼし自らの國を建国したと云う偽りの伝承が遺されている。

047
累積暦８１８年、大日時計は信号圧縮に「黙殺方式」を正式採用した。此は「都市の呪文」との互換性のないものであった。

048
大日時計ではあらゆる情報を「夜」と「昼」と云う二種類の信号に分けて処理をしていた。そこに新たに「触」と云う曖昧な信号を加えて記録密度を高める実験が為された。

049
此の時ジャイロは三人目のヤイマを知らなかった。三人目のヤイマは崩壊した競技場を見て驚喜した。二人目のヤイマはネデルメイヤと共に在った。

050
ネデルメイヤはをあらすに最も忠実な崇拝者の一人で後に二人目のヤイマを殺め累積主義者を牽制した。イストーマはネデルメイヤを賞賛した。