千三句集（２８１）

寒椿地べたに眠る紅い花
　富翁

千三句集（２８０）

舟一艘何処に帰るか冬の霧
　富翁

今月

59歳の頃、富翁氏より「こっちのみ～ずは♪　あ～まいぞ♪」と告げられました。
イェス、甘いものです。素晴らしい。
かくして三年目の「自由の春」を迎えるといった次第です。
安楽

千三句集（２７９）

冬の夜うれし哀しき一人酒
　富翁

猫ちゃんのお世話🎶

(夜、ソファーにて)

朝ミャアミャア　昼間もミャアミャア　夜もミャア
満腹で　すこし寝ぼけて　またもミャア
抱っこして　我があごひげを　ねぶるなり
ネムネムネム　囁き効いたか　瞼閉じ
安楽 with cat

千三句集（２７８）

柔らかな冬の陽運河鴨の群れ
　富翁

やや、暖かめ?

(町内をテクテクしてました)

今日も行く　てくてく散歩　ややばてた
最近は　なんとなくなく　老化あり
いやだな、と　思ってみても　仕方なし
安楽

千三句集（２７７）

瞼閉じ寝床で想う冬の月
　富翁

千三句集（２７６）

寒すずめ梢にぎやか春よ来い
　富翁

新年早々

色々と"イベント"があって外出する機会が増えました。でもカウチで本を読んだりものを書いたりする時間も増えて、不参加したイベントもありました。もっとも背筋痛のせいもあります。所属する文芸同人誌の合評会とか、批評したい雑誌もいくつかあるので、ま、楽しい新年早々なのです。
今年一年は、去年同様に実りある一年にしたいと思います。はー。

そしてそして・・・深大寺の吟行。「ロハ」で喰え(そうな)お蕎麦のテイスト。くー、たまりませんな。
(と、ここで嬉し涙が)
安楽 with Teardrops

老化は進む

(ぼんやりとテレビを見ていますと)

あの人が　なんと鬼籍に　入りけり!
タレントも　アイドルだった　みな老いる
還暦を　過ぎたあたりから　頑固なる
もの忘れ　名前も忘れて　自己忘る
そのうちに　ここはどこなの　わたし誰?
他人の老い　肝に銘じて　生きるなり
安楽

千三句集（２７５）

大寒や甘えの心許すまじ
　富翁

千三句集（２７４）

痩身の骨に染み入る夜寒かな
　富翁

雪の朝

一夜明け雪の花咲く枯れ枝に

先輩

千三句集（２７３）

火事のよな夕陽驚く妻を呼ぶ
　富翁