〈川俳会〉ブログ

俳句を愛する人、この指とまれ。
四季の変遷を俳句で楽しんでいます。「吟行」もしていますよ。

拾い読み備忘録(89)

2016年04月18日 14時28分46秒 | 俳句
  行く春や海を見て居る鴉(からす)の子    諸九
 親鳥にはぐれたのか、鴉の子が一羽だけぽつんととまって、暮れゆく春の海をぼんやり見ているよ。季語は「行く春」で、春の句。
「鑑賞日本古典文学 第33巻 俳句・俳論」白石悌三 尾形仂編 角川書店 昭和52年
                                     富翁
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 気になる一句 | トップ | 拾い読み備忘録(90) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿