さて、昨日からの続きで今日も絵が有りません。
なので、取敢えず昨日と同じ絵を揚げといて「治具」の製作からです。
昨日プリントアウトして頂いた物を、150幅の1800くらいのベニヤ板に
並べてセロテープ等で仮止めしたら、型紙とベニヤ板の隙間に
カーボン紙を滑り込ませ、順に上からなぞってベニヤ板へ写し取ります。
外形のr等が写し取れたら、穴の位置や、部材同士の取合の位置とかは
外形の端部を基準にして、加工図(コートハンガー2の図面)を参考に
寸法で追い出しておく方が、狂いが少なくて良いかと思います。
で、その「狂い」が問題なのですが、
ハンガーリングを差し込む穴の位置です。
リングのrが150と小さいので、少し芯がずれるだけで
結構大きなずれになります。(何言ってんだ?)
つまり、組み合わせた柱の厚みの半分38mm分
リングのrが内側へ寄る事になるので、
その為に浮き柱のリングが当たる側で内側へ≒5mmほどずれます
加工図に記入して有る、良く解らない5mmの寸法はこのずれの事で
パイプの抜ける裏側でも≒1mmのずれが出て、
当然、柱の面部分にも≒1mmのずれが出て、そこから図面で示した
寸法位置へ向かってちょ~~微妙に斜めに穴を開けてやる事になります。
(まだ治具の段階ですが、先が思いやられます?)
加工図に戻りますが、浮き柱の方は図面上の穴の位置から
垂直に切込みを入れて5mmと1mmの位置に
リングの当たる面を考えて墨付けできるように印を付けておきます。
柱の方は、後で追加した点線、
ハンガーリング穴を繋いだ点線に直角に曳いた線に沿って1mm
図面で見て下の方へずらして印が出来る様にして置いて下さい。
と、ここまでは頑張ってそれなりにきっちり寸法を取ってもらって
後の外形のrは最終兵器フィーリングで丸鋸手鋸に引廻し、
鉋とノミで仕上げますが、ベニヤ板だからと言って
油断して丸鋸を使っていると、大怪我の元になるので
相手が薄っぺらい物だからと思って侮らず、
十分注意して作業して下さい。
垂れ下がった切れ端が丸鋸の刃に引っかかる事で
丸鋸が思わぬ方向へ存外な力で突発的に動く事が有ります。
プロの職人さんでもこれで怪我をされる方がたまに居るようですから
素人DIY職人ならなおさらです。
と言う事で、最後に脅しを掛けといて(注意喚起しといて)
今日は終了です。 又明日
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