ルーマニア体操連盟のストイカ会長らが会見をおこない、同国がおかれている立場や今後の見通しなどについて語りました
・ルーマニア体操連盟
女子の五輪代表1名は、ポノルとヨルダケのどちらかにすると発表欧州選手権(女子6月・ベルン)などでの「対決」をみて、どちらがふさわしいか決定するということです。2人とも納得しているそうで、会見に姿を見せました。
ヨルダケは指の骨折の影響で、まだ段ちがい平行棒が不十分であると話しています
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男女とも五輪団体出場を逃したのはケガ人が大きな原因だが、指導者の海外流出による人材不足も問題だとしています海外からのコーチ招へいは国内コーチの10倍近い給与が必要なため困難、と話すなど、(先日の中国記事も指摘した)財政難をうかがわせました
リオ五輪最後の1ワクは、ワイルドカードでモナコの男子選手に決定
・FIG
ケビン・クロベット(モナコ・23)
2014年世界選手権(南寧) 132位(75.540点)
2015年世界選手権(グラスゴー) 181位(70.464点)
2012年の欧州選手権(モンペリエ)の成績がもっともよかったようで、23位(得点不明、本来この大会では個人総合の順位はない)
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ちょうど先日、UEG(欧州体操連合)のサイトでモナコを紹介していました。
・UEG
モナコ生まれの正真正銘モナコ人のようです。2009年欧州ユース五輪フェスティバル(EYOF・タンペレ)に出場。また、2013年欧州小国大会(ルクセンブルク)に出場し、モナコは団体優勝。写真にもうつっていますが、今はフランス代表のゴボーがモナコ代表として出場し、個人総合でも優勝しています()
ワイルドカードといえば東南アジア、中東のイメージでしたが、今回は中米と欧州になりました。
スイスは、欧州選手権(男子・5月25日~29日・ベルン)の代表候補7名を発表しました
・スイス体操連盟
バウマン(21)
ブラッガー(23)
ブシェール(26)
ギシャール(20)
ヘギ(23)
ウォルター(21)
ユソフ(21)
実際に出場する5名と補欠1名は直前に決めるとしています。今年のシニアは団体、種目別のみで、個人総合の順位やメダルはありません。女子は後日発表予定。スイスは年齢も表記してくれるのでわかりやすいです
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男子は最初のエントリーが発表になっています。ハンビュッヘン(独)、ゾンダーランド(オランダ)らが欠場オランダはそもそもこの大会を重視しておらず、男子は1名しか派遣せず団体戦をおこなう気がありません
・Bern 2016
フランス女子が合宿をおこないます
・仏体操連盟
27日~28日・サンエティエンヌ
参加選手は10名。大会にも合宿にも長く顔を見せていないユナ・デュフォルネ(22)も含まれています。詳細は書かれていませんが、欧州選手権(女子6月・ベルン)およびリオ五輪(8月)へ向けた代表選考かと思われます。
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また、フランス、ドイツ、英国、スイスによるU-15女子4か国対抗戦が、スイスでおこなわれます。
29日・フォルケッツヴィル