ロシア男子監督のワレリー・アルフォソフ氏がインタビューにこたえました
・Новые Известия
ロシア選手権(ペンザ)の男子の競技について振り返り、主力選手の演技におおむね満足であり、2020年東京五輪へのサイクルへ向け有望な若手も目を引いたとしています。クセンコフのドーピング問題については、
・クセンコフは悪くない
・ロシアチームではメルドニウムの使用を昨年8月にやめている
・体操連盟は弁護士らと協力して、クセンコフ救済につとめる
・実力、経験ともにある選手で、五輪でクセンコフを欠くことはチームに打撃
----------
クセンコフの欧州選手権(5月・ベルン)出場の可能性はすでに消滅したようです
イタリア女子は、プレ五輪(16日~18日・リオデジャネイロ)にモーリとカンパナが出場すると発表しました
・伊五輪チームサイト
当初発表されたウグリンが故障のため、代わってカンパナが出場へ
すでに五輪団体出場を決めている国は2名が出場可能ですが、ここでの成績は五輪にいっさい関係ありません(出ても出なくてもかまいません。ロシア男女、日本女子などは1人も出ません)日本は吉岡知紘だけが出場します。
----------
いっぽう男子はエダーリとモランディが出場。こちらは個人総合で五輪出場ワクを獲得するための真剣なたたかいです。モランディは2015年9月にひざを故障し世界選手権(グラスゴー)を欠場。本来は85点前後の力があり余裕の通過ですが、ややブランクがある上、34歳というベテラン。何としても1ワクを確実にとるための起用と思われますが、どうなるでしょうか・・・
もうブラジル入りしたチームがあります
・ノルウェー体操連盟
プレ五輪(16日~18日・リオデジャネイロ)へ向け、ノルウェー男子がブラジル入り。南東部のサントスで事前合宿をおこなうようです。現地では警察の誘導のもと、交通規制までされて安全に移動したとしています
写真では選手4名(コンラディ、スキエラハウグ、ジアチーノ、あと1名)に見えますが、実際に出場できるのは1名だけ。おそらくスキエラハウグ(後列中央)になると思われます。
プレ五輪(16日~18日・リオデジャネイロ)に出場するヒドベギ(ハンガリー・29)がポルトガルで事前合宿中
・ハンガリー体操連盟
先月末に風邪をひいたと伝えられましたが、回復。12日にリオ入りし、もう一人の男子代表カルドスも合流予定
<プレ五輪日程>
4月16日(土) 男子予選
4月17日(日) 女子予選
4月18日(月) 男女種目別決勝
----------
プレ五輪に男子で2名出場する国は以下のとおり(中国など五輪団体出場を決めている国をのぞく)
団体を辞退したベラルーシがここに入っています。男子は個人総合ワクのハードルが高く、2人がかりでもきびしいかなと思われる国もあるような・・・
パシフィックリム選手権(環太平洋選手権、4月8日~10日・エベレット)の本会場練習がおこなわれました
・大会サイト
シニア団体にエントリーしそうな国は、
<女子>米国、オーストラリア、カナダ、香港、シンガポール
<男子>米国、オーストラリア、カナダ、中国
など。日本、中国が主力を送らず注目度は今ひとつしいていえば中国男子二軍に注目でしょうか・・・
日本からのシニア選手は、
梶田凪
山根直記、寺地祐次郎
----------
オーストラリアは、女子がスタンフォード大、男子がカスケード・エリート体操クラブで事前合宿。女子チームと、男子のメルシエカはそのままプレ五輪(16日~18日・リオデジャネイロ)へ直行予定
・豪体操連盟フェイスブック