「日本スポーツマンシップ大賞」グランプリを、パリ五輪日本男子体操チームが受賞しました
・日本スポーツマンシップ協会
・報知
表彰式には萱和磨が1人で出席したもよう。こんな協会と賞があったことも知りませんでした表彰は2020年からのようで、2022年のグランプリは大谷翔平選手。五輪やラグビーW杯など、大きな国際大会で結果を残した選手や団体の受賞が多いようです。
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当ブログの2024年「体操大賞」は岡慎之助(過去記事)。ブログ終了にともない、最後の大賞になりましたが・・・
欧州選手権(26日~31日・ライプツィヒ)の、「シューティングスター賞」が、
セレステ・モルデンティ(ルクセンブルク・22)
エレフテリオス・ペトロウニアス(ギリシャ・34)
に贈られました
・European Gymnastics
ずいぶん知名度の差がある2人になりました。ペトロウニアスの説明は省略しまして、モルデンティは
・ドイツ生まれ
・父はドイツ人、母はフランス人
・2歳のときルクセンブルクに移住
・オランダの大学を卒業
・体操で高いレベルのトレーニングを受けたのはおもにオランダ
・・・となかなか複雑な経歴で、ジュニア時代からルクセンブルク代表として競技。最近はW杯大会でメダルも獲得しています。長く住んでいるのは同国ですし、ドイツ、フランス、オランダ、ルクセンブルクのうち一番代表になりやすいのも国籍選択の理由かなと(ぶっちゃけ)思います。
この賞は「ロンジンエレガンス賞」同様、男女各1人に贈られるものですが、基準はやや曖昧。困難を克服したとか、何らかの特殊な背景がポイントになるようです。過去にはミロウシ(ギリシャ)、ピハンクレシャ(ポーランド)、アイサイド(仏)が選ばれています
体操の2025年国際殿堂入りが発表されました
・GYMmedia
アンドレアス・ウェッカー(旧東独・独・55)
カタリナ・ポノル(ルーマニア・37)
エリザベス・トウェドル(英・40)
1996年アトランタ五輪の鉄棒金メダリスト、ウェッカー氏以外は、つい最近の人のように思いますがアトランタ、シドニーは日本が苦しい時代でほとんど見ていないので、ウェッカー氏も知りません
杉原愛子(25)に、東大阪市から「市長賞詞」が贈られました
・産経
直接の理由は、W杯トルコ大会(3月・アンタルヤ)のゆか優勝。喜びを語るとともに、後輩へ「それぞれ花が咲く時期が違う」とメッセージ。当面の目標は世界選手権(10月19日~25日・ジャカルタ)の代表入りだとしています。「市長賞詞」は聞きなれない賞で、五輪や世界選手権以外のタイミングでの授賞も珍しいように思います。
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W杯トルコ大会の女子ゆか
1. 杉原愛子 13.633
2. ピーズ(米) 13.266
3. ピネダ(メキシコ) 13.266
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4. 岡村真 13.066
3位のピネダは実質米国人。
欧州体操(European Gymnastics)の2024年ジムナスト・オブザイヤーが決定しました
・European Gymnast
マリオス・ゲオルギオウ(キプロス)
欧州選手権男子個人総合で優勝。これによりパリ五輪出場を決めました
バレンティナ・ゲオルギエワ(ブルガリア)
欧州選手権の跳馬で銀メダル。種目別ポイントでパリ五輪出場権を獲得し、五輪で決勝に残りました
ゲオルギオウとゲオルギエワの詳細は過去記事をご参照ください。団体、コーチなどの賞もありますが省略します。