女子予選でフランスに何があったかわかりました
・フランス体操連盟
ウォームアップでボワイエが段ちがい平行棒で背中から落下。開始「数分前」の出来事で急きょ医療チーム
がチェックし、出場は可能と判断。これがチームの気持ちに影響したようで、演技が始まるとミス連発、ということだったようです。
最初の段ちがい平行棒に続き、平均台、ゆかでも落下や転倒。最後の跳馬で本領を発揮しますが時すでに遅く、11位で予選落ちしました。個人でも決勝ゼロのため、ここで終了・・・
跳馬 段ちがい 平均台 ゆか
日本 40.965 40.432 40.733 40.066 計162.196
フランス 42.633 38.466 39.665 38.033 計158.797
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選手の談話が紹介されていますが、、デビヤールらの話によるとボワイエの落下は「ウォームアップの部屋」だったようで、ポディウム上ではなかったもよう(なので「入場直前」になると思います)。
動揺を引きずったまま、とにかくスタートが悪すぎたと話し、ほかの選手も「これがスポーツ」とがっかり感を漂わせますが、若い選手は「良い経験になった」とも話していますむずかしいものですな・・・
日本女子の団体決勝進出で、よい朝ですね~
演技を終え、うれしそうな4人。まだ宮田笙子をタイトルにもってくる記事がたいへん多くなっています。岸里奈は「こんなにいい試合は初めて」と話しました。出来も会場の雰囲気も良かったようです
・サンスポ
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予選11位に終わった地元フランス。関係者によりますと、「開始5分前に問題が発生した」そうで、詳細は不明ですがウォーミングアップで何かがあったようです。
・L'equipe
・Le Parisien
具体的なことは語っておらず、演技を終えた選手らは泣きながら無言でインタビューエリアを通過。どうも単純な「ケガ」ではないような印象です。もともと日本と順位が近いことが多く蹴落とすべきチーム
だと思っていましたが、自滅した形。ざっと見たところ、個人総合と種目別決勝にも進めなかったもよう
アイサイドがつり輪決勝に進んでいます。
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久々の団体出場ルーマニア。予選8位で決勝に進みました。現地を訪れているコマネチが祝福したそうです
・Fanatik
バルボスは選手村で18歳の誕生日を祝いました
・ルーマニア五輪委員会
女子予選が終了しました。
・Paris 2024
<女子団体予選>
1. 米国 172.296 🌸
2. イタリア 166.861 🌸
3. 中国 166.628 🌸
4. ブラジル 166.499 🌸
5. 日本 162.196 🌸
6. カナダ 161.563 🌸
7. 英国 160.830 🌸
8. ルーマニア 159.497 🌸
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9. オランダ 159.096
10. オーストラリア 158.964
11. フランス 158.797
12. 韓国 152.496
4人でたたかった日本は、予選5位で団体決勝に進みました素晴らしい~
地元フランス奮わず、結局ブラジルに抜かれただけでした。女子団体決勝は30日(火、現地時間)。もう一度演技できるかできないかは大違い。ぜひ思い切り力を発揮してもらいたいです
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個人総合で岸里奈と中村遥香、種目別ゆかで岸里奈が決勝に進んでいます。最後まで楽しみですね
女子予選第3組が終わり・・・日本の団体決勝が見えてきました
・Paris 2024
<女子団体予選>
1. 米国 172.296 🌸
2. イタリア 166.861 🌸
3. 中国 166.628 🌸
4. 日本 162.196
5. 英国 160.830
6. ルーマニア 159.497
7. オランダ 159.096
残り5か国
1組 英国、ルーマニア
2組 中国、米国、イタリア
3組 日本、オランダ
4組 カナダ、フランス、韓国
5組 ブラジル、オーストラリア
このうちあと1か国でも日本の下にくれば、団体決勝進出。フランスは地の利があり、カナダ、ブラジルも強豪・・・ということは、アントワープ12位でギリギリ団体出場を決めた韓国か、エースをケガで欠くオーストラリア・・・
大勢が決まるのは29日早朝(日本時間)
個人総合と種目別は省略します
男子予選が終わり、団体出場できなかった国の「最後の1人」の代表は明暗が分かれました
マリアーノ(ブラジル・30)は鉄棒だけ演技し、予選落ち。きびしい結果に涙を流しながら現役続行を宣言。次のロス五輪をめざし、団体出場の力になりたいと話しました。もう1人のソアレスは個人総合決勝に進んでいます(19位)。
・globo
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ベルギーのキュイルはつり輪だけ演技し、4位(14.900)で決勝へほかの2人は予選落ち。「最後の1人」をスペシャリストにしたことが成功した形
・ベルギー体操連盟
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ハンガリー男子唯一の代表メサロシュは個人総合決勝に進みました(14位)。「(決勝で)もう一度演技ができるなんてとてもうれしい」と喜びを語っています。ハンガリーはいつも選手の談話が多めです。
・ハンガリー体操連盟
パリ五輪の体操は、女子予選が始まりました
・Paris 2024
2組までに強豪国が固まっています。2組終了時点で、
<女子団体予選>
1. 米国 172.296
2. イタリア 166.861
3. 中国 166.628
4. 英国 160.830
5. ルーマニア 159.497
米国がおそろしい強さで首位。久々に団体出場のルーマニア、あいかわらず段ちがい平行棒が弱点のようで伸びませんでした
3組は日本、オランダ。日本女子には、のびのびやってもらいたいです
パリ五輪男子予選を終え、当ブログ恒例の「おもな予選落ち」
これは意地悪でやるのではなく、有名選手でも五輪の種目別決勝に残るのがいかにむずかしいかを再確認するためのものです日本選手は省略します。
<個人総合>
プラタ(スペイン) スペインは個人総合で決勝に進めませんでした。プラタはリザーブ1なので可能性は残しています
マローン(米) 米国王者。今回は12点台を3つ出すなどふるいませんでした
ゲオルギオウ(キプロス) 欧州王者。大会前に体調不良
。種目別決勝には残っています
<ゆか>
ペネフ(ブルガリア) 米国から国籍を移して出場
リュ・スンギュン(韓国) W杯エジプト大会ゆか優勝
<あん馬>
鄒敬園(中国) 中国はあん馬決勝に進めませんでした
アブアルスード(ヨルダン) 種目別ポイント首位で出場権を得た選手でしたが・・・
クレイ(カナダ) 昨年のパンアメリカン大会あん馬優勝
<つり輪>
コーラック(トルコ) トルコはアシルが決勝へ
<跳馬>
石偉雄(香港)
ニンレイエス(ドミニカ共和国)
ザパタ(スペイン)
<平行棒>
クアビタ(ベルギー) 世界選手権(アントワープ)の種目別順位で出場権を得た選手
バラハス(コロンビア) 種目別ポイントで出場権を得た選手ですが、鉄棒で決勝進出
アブドゥラヒモフ(ウズベキスタン) 種目別ポイントによる出場権
ザイフェルト(スイス) 欧州選手権でこの種目3位
<鉄棒>
ツボルガル(リトアニア)種目別ポイント2位で出場権
カリミ(カザフスタン) 2023年ワールドユニバでこの種目優勝
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・・・というワケで、「つり輪は番狂わせが少ない」と言われるとおり、今回もほぼ実力者が上位に入りました。平行棒は団体出場国が非常に強く、個人出場のスペシャリストが入り込む余地はないもよう
*基準は、ブログ主の印象です
急きょパリ五輪出場が決まったゾーヤ・セーケイ(ハンガリー・21)が27日、パリへ向け出発
・Nemzeti Sport
ゾフィア・コバチが本会場練習で足のじん帯を断裂したため交代することになったもの。当初28日に移動と伝えられていましたがさすがにそれはなく
、27日移動、28日最終組で演技、となったようです。セーケイは空港でインタビューに応じ、「空港に来て、やっと状況が飲み込めた感じ」「本会場練習もできないが、このチャンスを最大限に生かしたい」と語りました。表情は明るいもよう
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コバチはリオ、東京五輪代表。セーケイは初の五輪。同国女子代表の「最後の1人」をコバチと争い、選考対象の大会において僅差で代表を逃していました。宮田選手の件で「ケガや病気でないと補欠と交代できない」ことが話題になりましたが、今回はそれでもたいへんで、
・国際五輪委員会(IOC)、パリ五輪組織委員会、国際体操連盟の承認を得る必要がある
・選手登録、公式ウエアの支給などの手続きがあり、すぐに出発はできない
・・・といったことがわかりました。実際、移動は私服のようですリオのプレ五輪(個人の五輪出場権がかかった大会)で、やはり本会場練習でオーストリア女子選手がアキレス腱断裂
→代わりの選手が急きょリオへ飛ぶ→すぐ演技、ということがありましたが、まさか五輪本番で・・・
引き続きまして、パリ五輪男子予選種目別の結果
各種目上位3人と日本選手
<ゆか>
1. ジャーマン(英) 14.966
2. ユロ(フィリピン) 14.766
3. ザパタ(スペイン) 14.600
<あん馬>
1. マクレナガン(アイルランド) 15.200(D:6.3、E:8.9)
2. ネドロシク(米) 15.200(D:6.4、E:8.8)
3. ウィットロック(英) 15.166
4. 杉野正尭 15.033
<つり輪>
1. 鄒敬園(中国) 15.300
2. 劉洋(中国) 15.233
3. アイサイド(仏) 14.966
<跳馬>
1. チェプルニー(ウクライナ) 14.833
2. ヘプワース(英) 14.766
3. ベノビッチ(クロアチア) 14.733
<平行棒>
1. 鄒敬園(中国) 16.200
2. 張博恒(中国) 15.333
3. 岡慎之助 15.300
8. 谷川航 15.000
<鉄棒>
1. 張博恒(中国) 15.133
2. 唐嘉鴻(台湾) 14.933
3. 杉野正尭 14.733
5. 岡慎之助 14.533
橋本大輝と萱和磨は種目別の決勝に残れませんでした。米国はあん馬1人のみ。イタリア、スイスなどはゼロと、種目別の厳しさがうかがえます
・・・とはいえ日本は複数が残りましたので、最後まで力を発揮してもらいたいです
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ゆかと平行棒だけ演技し、平行棒で決勝に進んだダウザー(独)。「団体決勝を逃したのは残念」だとしながら、種目別決勝への意欲を語りました
・ドイツ体操連盟
パリ五輪男子予選の結果
・Paris 2024
<男子団体予選>
1. 中国 263.028 🌸
2. 日本 260.594 🌸
3. 英国 256.561 🌸
4. ウクライナ 253.893 🌸
5. 米国 253.229 🌸
6. イタリア 249.764 🌸
7. スイス 249.662 🌸
8. カナダ 247.794 🌸
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9. トルコ 247.559
10. オランダ 247.295
11. ドイツ 245.395
12. スペイン 241.294
<男子個人総合予選>
1. 張博恒(中国) 88.597
2. 岡慎之助 86.865
3. 橋本大輝 85.064
4. 肖若騰(中国) 84.898
5. ジャーマン(英) 84.897
6. フレイザー(英) 84.666
7. ベルニャイエフ(ウクライナ) 84.631
8. アバディーニ(伊) 83.933
9. ユロ(フィリピン) 83.631
10. リチャード(米) 83.498
最終組からイタリアとスイスが団体決勝へ。日本は個人総合で岡と橋本が決勝に進みました。大事なのは決勝です(しつこい)