美バレエ・エクササイズで取り入れているバレエ・テクニックの中に「Plié[プリエ] フランス語。折り畳むの意。」があります。
全ての動きに繋がるモノで、見た目にはヒザを曲げて伸ばしてという動きですが、かなり奥が深いです。
ただの運動にならないために、ご自分で意識して動かしていくコトで全然違うものになっていきます。
動きの質を高めていける様に。
ご自分の意識しだいで効果的な動きへと変わっていけます。
柔らかくて、質の良いプリエ。
Special thanks | sooooo cute girl photo: ballet open house © daniel.baker 可愛い少女の1番ポジション。これからいいプリエをしてくれるのかな?学ぶは真似ると同じ語源ともいいますから、カチンコチンの頭の大人の私は、この小さな天使から学ぶコトがたくさんあります。
まっすぐただ上に飛ぶのにも、最初と最後にプリエが入ってきます。
まっすぐ飛ぶのもなかなか難しく、しっかりとfoot[足]で床を押した分だけ上に飛べます。着地も重要で、leg[脚]&foot[足]で柔らかく質の良いプリエで戻らないと、ヒザも痛めてしまうし「ドン!」と大きな音が出てしまいます。
2回飛ぶとしたら、着地が次のジャンプの準備へと繋がっていきます。
バーについてプリエをしている時に、脚や足ばかりに気を取られてしまいがちですが、上半身の意識も重要なので、頭のてっぺんから上へとスーッと吊られている様なイメージで、まっすぐの感覚を身につけていくと、ブレないジャンプへと繋がっていきます。
ターンも全て同じです。
飛ぼう、回ろう、とすると、瞬間的にバーでやっていたまっすぐの素直なプリエと違うコトをしてブレてしまうコトが多いので、どの動きの時も欲を出さずに、バーでやったモノと同じプリエが出来ると、まっすぐ楽に動いていける様になっていけると思います。
こうやって文章にすると気を付けるコトが多くて、頭がパンクしてしまいそうですが、少しでも意識して質を高めて行けると良いですね。
ヨガでもそうですが、
ケガを防ぐためにもヒザを曲げる時に足のつま先とヒザの方向を揃えるコトが大切です。
ムリに足首だけで開いたりしてネジってしまわない様に、太ももが開いている分だけヒザも横に開き、ヒザが開いた分だけつま先も開く。
また、脚の根元からしっかりと外旋させます。膝だけでねじらない様に、初めは丁寧に行っていきます。
これを、上半身への意識・姿勢を常に維持しながら、徐々に開いていける様にしていきます。
自分をコントロール出来れば、理想の動きが出来るようになります。
plieの動詞plierは、英語のfoldやbendの意味もあって、丁寧に動きを表現したくて、折りたたむをチョイスしたの。こっちの方がピッタリだと思わない?!
来年もよろしくお願いします。
クルクル回ろうね。
プリエは曲げるじゃなくて、折りたたむだったのね。なんか新鮮。