大好きな三千院さんへお伺いしたく、朝早くに大原へ向かいました。
開門まで近くをお散歩しました。いつもはたくさんの人で賑わっていますが、だ〜れも人がいなく、気持ち良かったです。
静か〜。
三千院さんでは、ゆっくりとお庭を堪能しながらお茶とお菓子を頂きました。
紫陽花のキレイな時期に訪れた時、あまりの美しさにテンションが上がりましたが、今回は立派な牡丹がたくさん咲いてくれていました。
三千院さん。
牡丹と芍薬。似てますよね。調べてみました。
三千院さんの牡丹です。とても大きいのです。
牡丹も芍薬も同じ、ボタン科ボタン属だそうです。英語名は「peony」で、英語圏の国では区別されていないそうです。
葉、つぼみ、開花時期、香り、など違いがあるそうですが、散り方が、牡丹は一気に花びらがパラパラと落ち、芍薬は花びらではなく、お花の頭ごと落ちるそうです。
「立てば芍薬、坐れば牡丹、歩く姿は百合の花」
芍薬は枝分かれせずまっすぐ伸びるのでスラリとした立ち姿の華麗な美人に、牡丹は枝分かれして低く横に広がっていくので、落ち着きのある清楚な美人に例えているのだそうです。
生え方も違うのですね。
三千院さん近くの「実光院」さんへ初めて立ち寄り、美しいお庭を前にまたまたお茶とお菓子を頂きました。
実光院さんの美しいお庭です。
石で造られた楽器を自由に叩かせて下さったり、楽しいひとときでした。新たにお気に入りの場所が増えました。
前日にも見かけた杉で面白いものがあり、人工的な杉なのかなしら?と思っていましたが、実光院さんのお庭にもあり、疑問が解明しました。「北山台杉」キタヤマダイスギというそうです。
北山台杉。お写真だとわかりづらいのですが、杉の上にさらに杉が伸びている感じなのです。
1本の幹から数本の立木がまっすぐに伸びているのです!不思議な杉です。
お庭には「不断桜」フダンザクラという桜があり、10月頃から4月頃まで咲き続ける桜だそうで、紅葉の時期や、冬の雪の時期に、桜も一緒に楽しめるなんてステキです。
上段のお写真が不断桜です。開花している姿を拝見したいです。
しっかり防寒し、冬にも来てみたいわ、と思いました。
「勝林院」さんは大きな道場、という感じでこちらにもまた来たいわ!と思いました。
勝林院さん。
繊細です。
欄間が素晴らしいのです!
「寂光院」さんへも足を運びました。火事のコトは知りませんでした。この事件がキッカケで、仏様の体内にずーっといた小さな仏様たちが発見されたそうです。(胎内仏というそうです。)
寂光院さん。
大好きな大原を満喫した1日でした。