世田谷美術館にて開催しております「ボストン美術館「パリジェンヌ展」時代を映す女性たち」
芳賀直子さんのトークがあるコトを知り、お伺いして来ました。
気持ち良いお天気でお空もキレイでした。
「ダンス」と「エキゾティシズム」という切り口から、「パリジェンヌ」について考えます。
とあった通り、芳賀直子さんのバレエリュスのお話しをお聞きするコトが出来、そこから「パリジェンヌ展」の絵画や彫刻などの作品へと繋がっていくので、お話しの後に作品を拝見するとさらに理解も深まりますし、何よりも楽しかったです。
学芸員の塚田美紀さん、が聞き手となり芳賀直子さんのお話しが進行されていくのですが、塚田美紀さんのお話しもとても分かりやすく面白くて「最強コンビだわ。」と思いました。
普段から仲良しなのでは、と思うほどナチュラルで、おふたりともお話しが上手で感心しながらお聴きしていました。
芳賀直子さんはバレエリュスについてイキイキとお話ししてくださって時間が足りないご様子で、本当に好きなのだなぁ、というコトが伝わってきました。
ふとした時に、フィリピンのバレエ団のお話しが出てきたり、世界中の舞台を観ていらっしゃるので、ポロッ。と出てくるお話しもとても面白いのです。数日前まで海外で舞台を観ていらしたそうです。
芳賀直子さんからサインを頂きました。どうもありがとうございます。
「バナナ・スカートでバナナ・ダンス」のJosephine Baker[ジョセフィン・ベイカー]さんのお話しもあり、美術館にはバナナのお衣装で踊っている映像もありました。
絵画、彫刻だけでなく、Pierre Cardin[ピエール・カルダン]のドレスがファッションショーのランウェイを飾り、女性がコルセットからの解放される以前のオートクチュールなお衣装などの展示もあります。
玉川髙島屋S・Cで「世田谷美術館 パリジェンヌ展開催記念 [ピエール・カルダン]フェア」も1月31日(水)~2月13日(火)まで開催していたみたい。
ダンスの視点から作品を拝見する、というのは新鮮でとても面白いですね。
今回の図録です。
4/1までです。みなさまも是非足を運んでみてください。これからの時期、砧公園のお散歩も気持ちよさそうですね。
Special thanks | beatuful headline photo: Oberholster Venita Free for commercial use, No attribution required. Paris Haute Coutureなイメージのお写真。