ほんわか亭日記

ダンスとエッセイが好きな主婦のおしゃべり横町です♪

徘徊・・?

2018-03-25 | 日記
2018年3月25日(日)

今日は、エッセイの友人と、ランチ♪
エッセイの種が、見つからないよ~という話とか、
彼女のやっている俳句の話とか・・。
途中で、彼女が、ウィステに聞いてきた。
「ねえ、ウィステさん、今朝のA新聞に、
『徘徊って呼ばないようにしよう』
という記事があったけれど、読んだ・・?」と。
いや、新聞、取ってないんだけれど・・。
彼女が教えてくれたところによると、
「徘徊するお年よりは、どこかに行こうとして動き回っているわけで、
そういうのは、徘徊と呼ぶのは、止めよう」ということですって。
う~ん、そう言われても、微妙・・と、思っていたら、彼女は、
「その記事を読んで、ああ、亡くなった夫の行動は、
徘徊だったんだって、思ったわ」と。
ご高齢だったご主人は、趣味の写生会の後、ふっと一人で
バスに乗っていってしまって、バスを降りた後、
「ここは、どこだ・・?」状態に、なってきたんですって。
最初の頃は、通りすがりの方に、家に電話してもらい、
彼女が迎えに行った事が、2回もあったと。
「家の電話番号は、しっかり覚えているのよね。それに、通りすがりなのに、
若い女性が、電話をして下さって、有難かったわ」
それからは、ご主人の首に、家の電話直通の携帯電話を下げてもらって、
バスに乗って、どこかに行ってしまったら、そこから、家に電話して
もらうようにしたと・・。
周りの様子を見て貰い、通りかかった人に、場所の名前を聞いたりして、
場所を特定、彼女が車で迎えに行っていたのだそう。

彼女は、今朝、新聞を読んで、
「ああ、あれは、徘徊だったんだ」と、思ったんですって。
「じゃあ、当時は、何だと思っていた?」と、聞くと、
「最近、お父さん、ちょっと変・・って、思っていた」と。
40年くらい前に亡くなったウィステのお舅さんは、徘徊で、
ものすごいスピードで遠くまで歩いて行って居なくなり、
同居していた兄さん家族や、ご近所や警察を巻き込んで、大変だったそう。
だから、徘徊って言葉を聞くと、構えてしまうけれど、
彼女のところのなんと、おっとりした対応よ・・・。
「それで、ご主人は、何を目指して、バスに乗って、どこに行きたかったの?」
と、聞くと、
「目の前にバスが来たから、乗った・・・ですって」と。
どこかに行こうとしたわけじゃないとなると、やっぱり、徘徊とは、
呼ばないのかな・・・?
老い方って、本当に、ひとりひとりそれぞれなんだな・・。
でも、そういう行動を責めずに受け入れた奥さんがいて、
ご主人は、助かったでしょうね。
彼女のお人柄だわねと、こちらも、気持ちが温かくなったランチだったわ。(^^)
ブロッコリーが山ほど入ったパスタで、お野菜も沢山とれたしね♪






コメント
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