ほんわか亭日記

ダンスとエッセイが好きな主婦のおしゃべり横町です♪

萬葉集の恋の歌

2016-02-27 | 読書
2016年2月27日(土)

読書会で読む本として、「清川妙の萬葉集」を読んでいる。
昔、永井路子さんの「万葉恋歌」を読んだことがあるけれど、
萬葉集の恋の歌って、良いねえ。
まだ途中で、恋の歌と挽歌のところまでしか読んでいないけれど、
昔好きだった歌や、初めての歌に出会って、しみじみ・・・。
・あかねさす紫野(むらさきの)行き標野(しめの)行き 野守りは見ずや君が袖振る(額田王)
・紫草(むらさき)のにほへる妹(いも)を憎くあらば 人妻故に(ゆえに)我れ恋ひめやも(大海人皇子)
相聞の歌の代表のような歌・・・若きウィステも胸を轟かせましたよ、はい数十年前に・・。(^^)
そして、この辺りの歴史は、しばらく前に読んだ里中真知子の「天上の虹」という
持統天皇の漫画(←漫画もばかにはできません)でおさらいしてあるから、うん、うんと、
よけい感情が入ります。(^^)
挽歌で好きなのは、
・降る雪は あわにな降りそ 吉隠(よなばり)の猪養(いかい)の岡の寒からまくに
苦しい恋をした但馬皇女が葬られた岡を望んで、穂積皇子が、
「岡(のお墓の中のあの人)が寒くないように、雪よ、多くふってくれるな」
という歌。
まだ、途中で、これから、妻への挽歌とか、弟への挽歌とか、続くの。
古典を直接読む力は無いけれど、こうやって、古典を紐解いてくださる方の本って、大好き。(^^)

と、午前中は、1300~1400年前の恋に酔いました。
(←現実の生活から遠い息吹に触れたというか・・・)(^^)

午後からは、現実の生活で、サークルに行ってきました。
先日のパーティの写真を撮ってくれた新人さんが、みなさんに写真を下さった。
ウィステのドレス、本当は臙脂色だったのに、先生の作ってくださったDVDでは、
黒に映っていたので、そう見えるのかと、がっかりしていたのだけれど、
新人さんの写真では、ちゃんと臙脂色に写っていました。
カメラの差みたいね・・・と、こっそり思いました。
サークルの女性4人に囲まれたK氏が、にこにこ顔で写っていましたよ。

終わって外にでたら、良い天気だけれど、風はまだ冷たかった。
梅が咲きだしたわね。万葉の人々が愛でた梅が・・・。(^^)


コメント
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