

いったいどれがメインなのかわかりません

でもこの季節ならではの食材ばかりが集まったので、料理しているうちに今が旬の料理ばかりができあがり~。
まずは新ジャガイモの煮っ転がし。今季節のジャガイモは皮のまま食べられて、しかも中身もほくほく

丸ごと食べないともったいなーい

これは小さめの新メークイン。一袋たっぷり入って150円程度。なので一袋全部洗ってフライパンに投入~。
まずは少し多めの油でしっかり炒めて、砂糖をよく絡ませる。
少し照りが出てきたところで、酒、みりん、醤油で味付けし、粉末出し入り水をジャガイモ半分くらいまでいれて
蓋をして中火から弱火でことこと・・。
水分が少なくなったところで蓋をとり、照りがでてくるまでしっかり水分を飛ばす


念を送ってできあがり

ちょっと濃い味の甘辛い仕上がりが好みです


はい!これ数日前出産されたアパートのお友達におすそわけ

出産後は何かと大変なので、これがお助け食材になってくれればいいのだけど~。
そして春キャベツにあさりもこの時期は安くておいしい食材~。

どちらも今が旬なので同じフライパンに入れて、バター&ワインで炒めて蒸してみました

いやーこのスープにキャベツとあさりの旨みが凝縮されてるじゃない!スープがすばらしい

パパさんには味付けが薄かったようだけど、私はスープをスプーンですくって頂きました

そしてこれまた旬の野菜の新玉葱。

これなんてことない料理です。新玉葱をスライスしてそのまま器に盛り、鰹節をかけ醤油をまわしかけて
よーく混ぜていただきます。これシンプルな料理だけど新玉葱の甘みがよくわかるサラダ。
ご飯にも合う立派な一品です

そして最後はかしわ飯。鶏肉を使った混ぜご飯


具材は鶏もも肉、ごぼう、干し椎茸、人参、油揚げの4種を油で炒めて、酒、白だし、みりんで味付けし、その煮汁と干し椎茸の戻し汁で
お米を炊きます。お米が炊きあがったら炒めた具材をすぐに混ぜ込んでいきます。
炊き込みご飯と言うより混ぜご飯かな。
たこ飯、竹の子ご飯、かしわ飯等は、先に炒めた具材の煮汁でご飯を炊いてあとから具材を混ぜ込むことが多いです。
その方が具材に味がしっかり付いてるような気がして・・・・。
あれこれ食材を調理していたらボリュームたっぷりな食卓になってしまった


食べ過ぎかな



でも旬の食材を食べるって大事なことのように思います。日本には春夏秋冬の綺麗な季節があって
その季節を食で味わうことは・・・上手く言えないけど自然を感じる素晴らしい体験だと思います

この辺の地域では、新鮮な季節の食材が比較的安く手にはいるので、食べ物から季節を体で感じることができてありがたいです

同じ食材でも1年を通してみると、味が全然ちがってくるのでおもしろい


その辺から会話も広がってくるし。
ロラとヒッポ&パパさんにもなんとなーく1年を過ごすのではなく、季節を五感で感じながら過ごして欲しいなーと思います

・・・といっても我が家の食卓は、ヒッポのおかげで季節を感じるようなゆとりある食卓にはほど遠いんですけどね

ところで・・話は変わりますが、先日高校時代の同級生でお母さんが2月に亡くなり、その後うちでランチをした話題
をこのブログでも扱ったのですが、実は先日お父さんまでもが突然亡くなられたのです。
お父さんの体調もここのところ思わしくなく、お母さんのお葬式にも出席していなかったので心配ではあったのですが、
まさか亡くなるほど悪かったとは思わず、本当にいきなりだったのでびっくりし、なによりその友人のことが心配になっていました。
お葬式で彼女を見かけたのですが、ゆっくり会話もできずただただ遠くからながめるだけで、最後に一言二言言葉を交わしただけ。
お母さんの49日が終わった直後だったのでどんなにつらいだろうと思うと、いてもたってもいられないのですが、ただ見守るだけで・・。
その彼女が帰省し、やっとゆっくりはなすことができました。
お母さんは5年も前から闘病生活をおくっていたのである程度こういう事態を予想し、心の準備はできていただろうけど、
お父さんは入院していたものの命に関わる状態ではなかったので、何がなんだかという状態だったようです。
確かにお母さんが亡くなった後、退院後の普通生活が難しいお父さんのことをしきりに心配し悩んでいました。
そのお父さんがお母さんの49日の法要で遠くに住んでいる子どもや孫達に会い、その後まもなく突然亡くなってしまったのです。
まるで子どもや孫に会うのを待っていたかのように。
彼女はここから電車で5時間はかかる遠いところに住んでいるにも関わらず、週末ごとに帰省し献身的に見舞い両親の世話をしていました。
その間どれだけの精神的、体力的な疲労があったことでしょう。入院にかかわる全ての手続きと、ご両親の仕事や商売の経理や後始末・・。
金銭的な面も随分難しいところがあったと思うのです。自分のことだけ考えていればいいわけではないのです。
お父さんはそんな娘の苦労をわかっていたのか、本当に突然、お母さんの元へ旅立っていったのです。
これって・・・偶然ではなく・・何か不思議な力が働いてるような気がします。
友人は「これって究極の夫婦愛やわ」と言っていました。
私も本当にそう思いました。こちらの都合のいいように考えてしまうのですが、お父さんはこれ以上娘達に迷惑かけたくなかったのだろうと・・・。
生前はよく夫婦でケンカし、周りにも迷惑をかけていたらしいのですが、やっぱり離れられなかったのでしょうか・・・。
そう語る彼女の表情は本当に、落ち着きすっきりした明るい表情でした。
お父さんの今後のことばかり心配していたので、突然の訃報はショックで心に大きな穴があいたような
気持ちだったかもしれませんが、でも何かをやりとげたような充実感でいっぱいのように私は思えました。
どうやら金銭的なことも上手い具合に片づき、これからは本当に自分のことだけを考えて生活できるようなのです。
今まで、入院費用や葬式関係の金銭関係は全部彼女が出し続けてきたのです。
どれだけきつく辛いことだったかと思います。
そんなことをみじんも顔に見せません。ただ私の想像だけです。彼女に聞いてもさらりと交わされるだけ。
本当だったら自分の不幸を恨み、嫉妬なんかでもっと悲劇のヒロインになってもおかしくないはずなのになんでそんなに、真っ直ぐなんだ??
おそらく職場でもそうなんだろうなー。まぁ年齢的にはお局的存在なんだろうけど


きっと信頼されてる上司なんだろうな・・・。
一見派手に見える彼女だけど、裏表のない真っ直ぐな性格。そして意外に古風な面もある!!(今回のことで更にそう思った!)
彼女は本当に苦労の連続のここ数年だったけど、確実にそれを自分の糧にし大きな人間になってる!
私も見習わないと行けないな。文句ばかり言ってる場合じゃない

彼女から大きなパワーをもらった一日でした。
さて・・・これからは本当に自由に自分のために生きられるようになった彼女がどんな人生を歩んでいくのか楽しみです。
まぁ一般的には早くいい人を見つけなさい!でしょうがそれも選択の一つ。
今までできなかったことをたくさん取り戻して毎日を楽しんで欲しいです

そしてここには、彼女の帰ってくる場所はたくさんあるので疲れたときにはふらっといつでも帰ってきて欲しいなーと思います
